カーライル・グループ(以下「カーライル」)は、帳票システム及び企業情報処理(BusinessIntelligence、以下「BI」)システム等の開発・販売を行うウイングアーク1st株式会社(以下「ウイングアーク1st」又は「当社」)の全株式について、今般、内野弘幸氏およびオリックス株式会社の子会社であるOPI2002投資事業組合より取得することについて、両株主と最終合意したと発表した。本件株式取得の手続きは2016年4月中に完了する見込みで、カーライルの国内向け企業投資の第3号ファンドであるCarlyle JapanPartnersⅢが資金拠出を行う。
ウイングアーク1stは、企業の情報処理及び情報活用を支援する、帳票システムソフトウェア「SVF」、BI ソフトウェアの「Dr. Sum EA」「MotionBoard」等の販売、導入支援、保守サービスを提供しています。主力製品である「SVF」、「Dr Sum EA」は、日本市場でもトップシェアを有しており、その高い技術力と独創性、市場優位性のある製品は、企業における業務処理、情報解析のシーンにおいて、ユーザーから高い評価を得ている。
また、今後の日本における企業活動シーンにおいてクラウド化の進展が予想される中で、当社はこれを大きな成長機会と捉え、「SVF Cloud」や「MotionBoard Cloud」といったクラウド環境に適合したサービスの提供を開始している。
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