こんにちは。キャリアインキュベーション荒井です。
6月4日にベインキャピタルの杉本代表と東芝メモリの成毛社長による同社の経営戦略に関する記者会見がありました。
今回のディールの成功はグローバルな交渉力にあったと思います。
ウエスタンデジタルとの交渉及びAppleやSKハイニックスとアライアンスを組むことのできる凄まじい組織力。
これがグローバルファンドの醍醐味ですね。
また、同社の取締役は5名で、その過半数をベイン側が握っています。
代表の杉本氏、ベインのジャパンチームをつくったグロッスロー氏、末包(すえかね)氏の3名です。
末包氏は若干37歳で4兆円近い企業の取締役に名を連ねるのですから驚きです。
彼はAppleとの出資交渉やWDとの和解交渉、日本政府・中国独禁当局との交渉などの実務責任者でした。
彼らが迅速な意思決定と大胆な投資でサムソンとのシェアを縮めていくことを大いに期待したいです。
2兆円を超える投資を実行できかつ価値向上を行えるのはベインキャピタルなどの大手外資ファンドしかありません。
私共は彼らが日本に上陸する前からリクルーティングを支援してきました。
投資担当者及び投資先企業のマンジメントに数多くの機会がありますので是非弊社にご相談ください。
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キャリアインキュベーション株式会社
代表取締役社長 荒井裕之