こんにちは。キャリアインキュベーション荒井です。
足立さんの「劇薬の仕事術」を読みました。
最初のページから、誰もが反対した、マクドナルドへの転身と書かれていますが、私もその反対した中の1人でした。
当時はまさかのV字回復が起ころうとは全く予想できませんでした。
社風に合わないのは勿論ですが、ハンバーガーという単一商品で打ち手が限られており、ブランドの毀損も激しいので敢えてそこに行く選択はあり得ないとお話ししたことを憶えています。
しかし、結果は周知のとおりです。
足立さんは本来の魅力的なマクドナルドへ再生されたのでした。
この本は足立さんの30年近くの学びを1日で疑似体験できる素晴らしいビジネスの教科書です。
「修羅場でないと経験とは呼べない」など、今の働き方改革の中にある若者には劇薬でしょうがまさにその通りです。
コンサルタントに残業代が出たり、ワークライフを語ったりと、創出する価値でなく時間で測られるという、なんだかなあという今こそ一部の優秀で志高い方々がこの本で刺激を受けて大きなチャレンジをして欲しいと思います。
私共もヘンケルのトップだった時に取材させていただいておりますが、新たな発見も多く2度3度と読んでみたいと思います。
▼ プロ経営者インタビュー
https://www.careerinq.com/interview/manager/henkel/004544.shtml
マクドナルド、P&G、ヘンケルで学んだ 圧倒的な成果を生み出す
「劇薬」の仕事術
[著者]足立光
[発売日]2018年11月
[出版社]ダイヤモンド社
[内容紹介]
マクドナルド、P&G、ヘンケル......あらゆる外資系企業を「再建」し続けた伝説のマーケターの「仕事の習慣」がここに。人の二倍の早さで成長する、最も大切な仕事とは「下を育てる」こと、日本企業の弱点――確実に結果を出すためのプリンシパル。マクドナルドを300億円の大赤字から「奇跡のV字回復」させた仕事術!
https://www.diamond.co.jp/book/9784478106563.html
キャリアインキュベーション株式会社
代表取締役社長 荒井裕之