医薬品卸と製薬メーカー、CRO、CDMOがアライアンスを組むというこれまでにない座組です。主契約は三和化学が締結し、医薬品製造は武州製薬、臨床開発についてがイーピーエスや三和化学、医薬品の流通についてはスズケンが担当と、それぞれの専門領域を担当するとのこと。
日本は世界3位の市場でありながら独特で難解な言語、独自の法規制等海外から見るとハードルが高い市場でした。特に近年は円安の影響などもあり、市場としての魅力が薄れ以前から課題だったドラッグロスがますます顕著になっています。海外では一般的な薬も日本では流通してないというケースも多くみられます。
今回の提携は海外から日本に進出する企業のサポートということで、ドラッグロスが少しでも解消されることが期待されます。
▼ 参照先
国内未承認薬(ドラッグロス品目)の日本市場参入を支援する パートナーシップ契約をスズケングループ、EPSホールディングス、武州製薬が締結
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9987/announcement1/99204/00.pdf
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