武田薬品がアルツハイマー病の進行を遅らせるファースト・イン・クラスの能動免疫療法となる可能性のあるACI-24.060に関する全世界での独占的オプションとライセンスを取得 というニュースが発表されました。
先日Eisaiのレカネマブの承認が世界的にも大きなニュースとなりました。現在イーライリリーでも承認が間近となっており、にわかに認知症治療薬の開発が活況を呈してきています。
日本国内だけでも2030年には認知症の患者数が523万人、60年には645万人と増加傾向が続く見込み。予備軍とされる軽度認知障害まで含めると30年には1100万人を超すとみられています。
まだまだ治療法・対処法に乏しく、高齢化に伴い患者数の増加が避けられない疾患です。開発の難しい薬と言われていますが、レカネマブの承認取得をきっかけに今後も同領域の薬剤の承認の増加が期待されます。
引用元:
Takeda and AC Immune Announce Exclusive Option and License Agreement for ACI-24.060