参天製薬は6日、国立研究開発法人理化学研究所および公益財団法人先端医療振興財団と共同で、iPS細胞由来網膜細胞を用いて、網膜色素変性症や加齢黄斑変性などの視細胞変性疾患に対する新規治療薬候補を同定することを目的とした共同研究を開始したと発表した。
本共同研究では、財団が管理する先端医療センター研究棟に共同研究室を設置し、理研が蓄積してきた iPS 細胞の網膜細胞への分化・誘導に関する技術を活用することで、視細胞変性疾患の病態を反映した疾患モデルの構築およびその疾患モデルを用いた治療薬候補評価を共同で実施する。
参天製薬、理研および財団は、本共同研究により、視細胞変性を患う患者に、より早くより確実に治療の機会を提供することを目指すとしている。
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