塩野義製薬が新型コロナウィルスの新しい検査方法を大学と共同研究で開発中です。
以下、塩野義製薬のプレスリリースの抜粋です。
日本大学、群馬大学、東京医科大学からなる共同研究チームは、これまでにない全く新しい革新的核酸増幅法(SATIC法)によるウイルス迅速診断法の開発に成功しました。SATIC法は、特定の遺伝子のみならず、変異遺伝子、さらにはタンパク質や代謝物などの生体内分子も、簡便な手法で特異的かつ高感度に測定できる技術です。本SATIC法を感染症の原因となるウイルスに適用した迅速診断法は、以下の特徴の全てを兼ね備えています。
・SARS-CoV-2やインフルエンザウイルスの感染の有無を、検出機器を必要とせず目視で容易に判定可能
・検体採取から25分程度で判定可能
・偽陽性反応等の非特異反応がなく、PCR法と同等の高い感度
・鼻咽頭ぬぐいの綿棒のみでなく、唾液や喀痰からの検出が可能であるため、患者の侵襲性が低く、検体採取に伴う医療従事者の感染の危険性が限りなく低減され、さらに唾液の場合、患者本人による検体採取も可能
より、詳細な内容は塩野義製薬のプレスリリースもご参照ください
https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2020/06/200622.html
各社から、治療薬や診断方法等様々な開発が進んでいます。With Coronaの時代に向けて正しく診断し、治療をする手法の一刻も早い確立が期待されます。
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