世界有数の投資会社であるカーライル(以下「カーライル」)は、新世代バイオ素材開発メーカーであるSpiber株式会社(以下「Spiber」)との戦略的提携(以下「本提携」)を発表した。本提携は、カーライルの日本特化型ファンド、「カーライル・ジャパン・パートナーズ(CJP)」による、初のマイノリティー成長投資案件となる。
Spiberは、2007年に関山和秀氏と菅原潤一氏によって創業された新世代バイオ素材開発メーカー。繊維やアパレルをはじめ、幅広い業界におけるサステナビリティの課題解決に貢献する魅力的なソリューションを有しており、Spiberが独自開発した「ブリュード・プロテイン™(Brewed Protein™)」は、バイオ素材であり、生分解可能で、非動物由来の人工的なタンパク質素材。ブリュード・プロテイン™は、カシミア、ウール、毛皮、皮革、シルクなどの動物由来・石油由来の素材の代替として使用できるだけでなく、カシミアの生産と比べ省資源・温室化効果ガス削減など環境面でも多くのメリットがある(同社によるライフサイクルアセスメントより)。
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