グローバル投資会社であるカーライルは、日本のバイアウト投資向け第5号ファンドであるカーライル・ジャパン・パートナーズV(以下「CJP V」)の資金調達を完了したことを発表した。CJP Vの資金調達額は、ジェネラル・パートナーおよびその関係会社によるコミットメントを含めて4,300億円となり、リミテッド・パートナーによるコミットメントの上限額に到達した。
CJP Vは、前回の第4号ファンドを7割近く上回るファンド規模となる。CJP Vは、「テクノロジー・メディア・通信(TMT)」、「消費財・小売・ヘルスケア(CRH)」、「製造業・一般産業(GIG)」の3つの分野におけるアッパーミドルマーケットの企業への投資機会を中心とした実績ある戦略を継続し、事業承継、カーブアウトおよび戦略的非公開化に関する案件に注力する。
カーライルは、2000年以来、約40件、総額4,500億円を超えるプライベート・エクイティ投資を行っている。2021年に投資を開始した日本のバイアウト投資向け第4号ファンドであるカーライル・ジャパン・パートナーズ IVは、東京特殊電線株式会社(現株式会社TOTOKU)、株式会社ユーザベース、岩崎電気株式会社および星光PMC株式会社という近時の4件を含め、これまでに計12件の投資を行っている。
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