日本を始めとする東アジア地域を拠点に活動するアジア最大級のプライベート・エクイティ・ファームMBKパートナーズ(以下「MBKP」)は、この度、高度な基板技術のインテグレーションで高多層基板やビルドアップ基板などのインターコネクト製品の開発・製造・販売事業を展開するFICT株式会社(以下「FICT」)の発行済み株式を取得すると発表した。また、本件投資に当たっては、半導体テスト及び測定領域においてグローバル市場のリーディングプレーヤーである米国Form Factor, Inc.がマイノリティ出資を行う予定。
FICTは、富士通株式会社のプリント基板事業を起源とし、現在は「高多層基板」、「半導体関連基板」、「高精度加工」という3つの事業を行っており、スーパーコンピュータから社会インフラ装置、半導体関連装置に至るまで、様々な高多層・高密度基板で半世紀以上にわたりその技術発展に貢献し、世界をリードしてきました。FICTが独自に提供するF-ALCS技術は、基板の超高多層化・高密度化を可能にし、配線収容能力及び高速信号伝達能力を飛躍的に向上させ、近年のクラウドコンピューティングやAIの劇的な進化を背景に、世界の半導体関連リーディングプレーヤーからのニーズが高まっている。
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