昨今多くの投資銀行の方々が総合商社へ転職されています。
カバレッジやM&Aバンカーは勿論ですがそれ以外に調査部門や市場部門、エクイティセールスなどもです。
またジュニアなバンカーのみでなくVPクラスも転身されています。
投資や買収のスキルや経験は商社の各部門で活かされます。
ご存知の通り三菱商事、三井物産は年間1兆円にも及ぶ投融資を行っています。
これはメガファンドにも負けない規模の投資です。
金属資源やエネルギーのみならず機械・インフラ、化学、生活産業とあらゆる部門で大規模投資が行われています。
投資銀行部門以外の方は比較的ポテンシャルの高さを評価されており各営業部門で活躍されています。
以下は弊社がサポートした事例です。
[1]Aさん(29歳)外資系バイアウトから総合商社へ
新卒で投資銀行へ入社。その後よりハンズオンでビジネスに関わりたいと言う思いでバイアウトファンドへ転職。
しかし、やはり自分が事業を主体的にリードすると言う気持ちが日に日に強くなり総合商社へ転職。
生活産業領域で投資と投資後の経営支援を行っており非常に満足度が高いようです。
[2]Bさん(30歳)日系証券会社海外駐在から総合商社へ
新卒で証券会社に入社。法人向けのM&A部隊に配属される。
得意な中国語を活かして中国に駐在経験も。
自分の先輩達が商社へ転職していきいきと活躍する姿を見て興味を持つ。
現在は見事商社の食品部門の担当者としてアジアを駆け回っている。
[3]Cさん(30歳)外資系投資銀行から総合商社へ
新卒で日系証券会社に入社。その後、外資系投資銀行のエクイティセールスとして転職。
自分の同僚が商社へ転職したのを機に初めて金融以外の選択肢を考えた。
調べれば調べるほど商社のビジネスが多岐に渡っていることを知り応募、無事合格。
外資系投資銀行から商社へ転職するとほとんどの方が年収ダウンです。
VPクラスであれば年収は半分以下になってしまいます。
(場合によっては1/3)
それでも何故彼らは商社へ転職するのでしょうか?
【1】金融の経験を活かしながらリアルなビジネスをしたい
【2】優秀な人材でしかも情熱を持って働いている方々と一緒に仕事がしたい
【3】意味のある仕事をしたい
【4】今日明日や3か月ごとの競争ではなく中長期的な視点で働きたい
【5】家族の事情などからワークライフを考えたい
【6】年収は下がるものの事業会社の中では年収やフリンジが良い
等々です。
いつまでたってもアドバイザーではなく自分で仕事を最後まで成し遂げたい。
世の中に意味のある無くてはならない仕事がしたい。
働いてる人も優秀かつ気持ちのいい仲間が多く素晴らしい環境。
朝から夜明けまで、休みは週1日、しかも定期的に行われるリストラ。
そのような環境に嫌気が差す。
金融も素晴らしい仕事ですがもっとリアルなビジネスで自分を活かせる場所もあるのです。
投資銀行・証券会社からの転職は実績豊富なキャリアINQに相談ください。