富士フイルムは13日、中国有数の複合企業である「華潤(かじゅん)(集団)有限公司」の中核会社「華潤(かじゅん)医薬集団有限公司」と、同社の香港証券取引所上場に際し、同社普通株式8.2億香港ドル相当を取得する契約を締結したと発表した。
華潤医薬集団は、低分子薬やバイオ医薬、漢方薬など多種多様な医薬品の製造・卸売・小売ビジネスを展開しており、2007年の設立以降、中国内の製薬・流通企業の戦略的な買収を通じて成長し続け、2015年の売上高では中国第2位の医薬品事業会社となり、医薬品卸売業としても有力なプレーヤー。
今回の華潤医薬集団への出資を機に、良質な医薬品やサプリメント、再生医療、医療機器といったヘルスケア分野での中国ビジネスのさらなる拡大を検討しているとしている。
詳細はこちら
※当社WEBサイトで公開しているヘルスケア業界ニュースは公表情報をもとに作成しておりますが、正確性・完全性について当社が責任を負うものではありません。