MSD企業投資株式会社(以下「MSD」)が運営するMSD企業投資第一号投資事業有限責任組合(以下「MSDファンド」)は、傘下のSPC(特別目的会社)を通じて、日立化成株式会社、住友ベークライト株式会社、徳岡工業株式会社が保有する日本電解株式会社(以下「日本電解」)の全株式を取得したと発表した。
日本電解は、1958年の創業以来、電解銅箔のパイオニアとして独自の技術を用い、電子機器メーカーのニーズに適合する高品質・高機能な電解銅箔を開発・生産してきており、その銅箔材料はスマートフォン内部の高機能電子部品等に使われている。
MSDは、「日本企業の為の日本企業による投資事業を」というスローガンの下、昨年9月に三井物産株式会社、株式会社三井住友銀行、株式会社日本政策投資銀行(以下「スポンサー3社」)が共同で設立した投資事業会社。
MSDは、本取引において日本電解の持つ最新の技術力と広範な優良顧客層を高く評価しており、MSD並びにスポンサー3社が有する幅広いネットワークや知見を提供し、日本電解の更なる成長・発展に向けて様々なサポートを行っていく模様。
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