株式会社丸の内キャピタルが管理・運営する丸の内キャピタル第二号投資事業有限責任組合は、特別目的会社を通じ、神鋼メタルプロダクツ株式会社(以下、「神鋼メタルプロダクツ」)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結したと発表した。
神鋼メタルプロダクツは、株式会社神戸製鋼所が発行株式数の90%、奥田金属株式会社が10%を保有しており、1988年に操業開始以来、「総合非鉄加工メーカー」として主力製品である銅合金管とモールドを中心に多種多様な製品を製造・販売している。銅合金管は主に国内の原子力発電・火力発電用復水器、海水淡水化装置、船舶・石油化学用熱交換器などに幅広く使用されており、神鋼メタルプロダクツが有する高い技術力と品質、迅速な保守サービスに基づく顧客との信頼関係を背景に、今後も売上高は安定的に推移すると見込まれている。モールドについては、電炉におけるビレット連続鋳造設備の心臓部品であり、高品質且つ多様な製品が供給可能な神鋼メタルプロダクツは国内で圧倒的なシェアを誇り、海外においても近年拡販が進んでいる。
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