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アクセンチュア株式会社 関西オフィスの採用について コンサルティングファーム パートナーインタビュー

パートナーインタビュー

アクセンチュア株式会社

アクセンチュアは東京オフィスに並ぶ国内営業拠点として関西オフィスの拡充を進め、関西圏のお客様のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。
関西オフィスの体制も2020年には1,000名体制にするとしていますが、その先の拡大も視野に入れています。
関西圏には、IoTをはじめとするデジタル技術に対する感度が非常に高い企業が多数あり、成長のポテンシャルは非常に大きいと考えるアクセンチュア。その実態や将来展望について、関西オフィスの統括責任者である戸野本氏からお話を伺いました。

(インタビュワー:キャリアインキュベーション 大阪オフィス ディレクター 中村直樹

東京オフィスと同等の機能を有し、関西圏のお客様のデジタルトランスフォーメーションを推進していく。

大学卒業後にアクセンチュアに入社し、オーストラリアやサンフランシスコなどでの勤務を経て、日本国内ではほぼ全ての業界に対するコンサルティングを経験した戸野本氏が関西オフィスの統括責任者に着任して約1年、関西オフィスのビジョンや関西のお客様に対する取組みについてお聞きしました。

「"関西オフィスを拡充し、東京オフィスと並ぶ日本の2大営業拠点にする"という意思決定はアクセンチュアにおける大きな決断で、非常に注目されています。アクセンチュアは世界的に、お客様のイノベーションを全方位的に支援する全社横断の機能体系「アクセンチュア・イノベーション・アーキテクチャ」を構築し、国内に展開する各オフィスに異なる機能や役割を持たせています。

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例えばアメリカには複数のオフィスがありますが、各地域にイノベーティブなサービス創出を支援する「イノベーションセンター」、イノベーションの実現に向けお客様への確実なデリバリーを提供する「デリバリーセンター」があり、近接する拠点と連携しながらお客様に最適なコンサルティングを提供しています」

日本も同様で、メインの営業拠点である東京オフィスは麻布の「アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京」、「福島イノベーションセンター」や「アクセンチュア・インテリジェント・オペレーションセンター福岡」、勝どきの「東京ソリューションセンター」と緊密に連携しながらビジネスを進めています。関西オフィスも東京オフィスと同様に、複数拠点間ネットワークの中心として、強力なサービス提供体制を構築します」

「関西オフィスの体制について公式リリースでは2020年に1,000名にすると公言していますが、2020年以降も更なる成長を目指した高い目標を掲げています。関西のお客様からのご期待は高く、IoTやAI・ブロックチェーンなどを活用したデジタルトランスフォーメーション、世界での競争力を高めるためのオペレーション構築支援、アウトソーシングサービスなど、アクセンチュアが貢献できる場面は多くあります」

何故このタイミングで関西オフィスを強化しているのかとお聞きしたところ、①以前から関西のお客様からのニーズは存在しており、東京からの遠隔対応だとサービスが限定的になってしまうジレンマを抱えていた、②アクセンチュアのビジネス拡大に対応して東京だけでなく関西からも優秀な人材を広く募集したい、ということですが、ビジネスニーズを確証したタイミングで一気に高い目標を立てるところにアクセンチュアの強さや本気度を感じました。

ディスラプション後の近未来、お客様が勝者になるための支援を行いたい。

「関西に本社を置く企業には、世界的に活躍しており、しかも日本国内でも業界トップクラスのお客様が多い。IoTなどの取組みを進めている企業も多く、デジタル化された後の近未来で勝者になれるかを既に念頭に入れていらっしゃいます」

こう話された戸野本氏は、劇的に変化を遂げようとしている現在の社会に対し、こう付け加えました。

「今の時代は世界的にディスラプション(業界の垣根を超えた創造的破壊)が起きていて、今のままの状態では恐らく全ての会社が生き残ることはできない、というのが事実だと思います。これは関西に限った話ではなく、アメリカであろうが東京であろうが同じ状況で、我々は創造的破壊の波を乗り越えるために、お客様のビジネスを新しいビジネスへと変換していくため、更にはそこから成功を収めるために、デジタル技術の活用を推進したいと思っています」

「どの企業にも中核となる既存事業があり、それが今後何らかの形で新しい形(新規事業)に変化していくと思われます。既存事業は当然成長をさせなければいけませんが、コスト削減などの改善を加えながら、次の事業の種を作りその規模を拡大させていくことになります。また、新規事業をお客様と一緒に作り込んでいきます。

デジタル技術を最大限に活用し、むしろ場合によってはデジタル技術主導でいかに転換への道筋を作ればよいのか、という段階にほぼ全ての企業が入りつつあります。そこでいかに新しい姿に変革していくか、その道筋をお客様と一緒に描いてくことが我々の存在価値だと考えています」

企業活動のフロントからバックまで、全てをデジタル化していく。

このデジタル技術主導のコンサルティングはアクセンチュアが得意とする領域で、市場からも高い評価を得ています。デジタルを用いたコンサルティングとは具体的にどういうことなのでしょうか?

「デジタル化の一番のメリットは、モノの動きというものが細かく把握できることにあります。マーケティングを例にすると、Posなどから得られる、ある時点でモノが売れたという情報はこれまでも比較的取れましたが、今では購入に至るまでの消費者の行動や過程がデジタルで詳細にわかるようになっています。工場や倉庫の中、物流の過程も詳細にわかるので、細かい調整がいろんなところでできるようになっています。サプライチェーンではアクセル・ブレーキと言われていますが、加速させたり止めたりと、細かく指示ができる。更にこれが需要と繋がってくると、より精密で精緻な予測ができるようになっていきます」

「"Grow the Core"と我々は言っていますが、既存事業を効率的に伸ばすと同時に新規事業を作り更には規模を拡大していかなくてはならないという状況で、局地的にデジタル化しても最大効果は生みだせません。今のところ既存事業を効率的に伸ばすためにデジタルが使われていますが、新規事業にデジタルが絡んでこないということはほぼありません。また、企業活動におけるフロント部分をデジタル化したとしても、基幹システムのようなバック部分が従来のままだと意思決定のスピードが決定的に合わなくなるので、フロントからバックまで全てをデジタル化するということが起きています」

高い目標を掲げ実現していくことで、関西のお客様の成功と関西経済への貢献に繋げる。

戸野本氏に関西オフィスのリーダーを任される話があった際、成功する自信はどれ位だったのかをお聞きしたところ、少し苦笑しながら「正直言うと五分五分かな」とのお返事。それは、アクセンチュアが従来のコンサルティングサービスの枠組みを超えて、関西圏ビジネスのパートナーとして大変革を共に推進するという壮大な目標に向かって突き進んでいることを示しています。

「2020年までに1,000名体制、その先は更なる拡大を早期に成し遂げたい、という高い目標を掲げていますが、達成は容易ではありません。しかし、成し遂げるためのプランは当然考えていますし、関西には素晴らしいお客様がいらっしゃるので、やり様はいくらでもあると考えています。

また、同じやるならこじんまりやるのではなく大きな成果を残したいですね。野心的な目標を設定するだけのポテンシャルは十分あると思っています」

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「既に関西の多くのお客様とお取引きをさせていただいていますが、まだまだ我々が貢献できるところはあると思っています。先ほども申し上げたとおり、ディスラプションが起こっている世界でお客様を勝利に導きたいと考えています。関西では経済の地盤沈下と久しく言われていますが、この地盤沈下を止めたいと思っていますし、それどころかビジネスの観点からもっと良い街にしていきたい、活性化させたい、と思っています」

「今の状況は、逆に言えばチャンスだと捉えています。破壊が起こるならそこから新たに抜きんでていくチャンスは公平にあるので、千載一遇のチャンスが訪れていると思います。関西の企業は新しいことへの挑戦や変革に対して関心が強く、我々としても何らかしらの貢献をして、東西逆転といえば言い過ぎかもしれませんが、気概としてはそれ位に思っています」

成長意欲の高い人、新しいことに挑戦したい人、に来ていただきたい。

「デジタルトランスフォーメーション、イノベーションの創出、ということがアクセンチュアの中核であり、お客様に対する提供価値です。新しいことに挑戦することに躊躇しない、難しいことをやってみたいという思いを持っている人の方がマッチするでしょうし、一緒に働きたいと思っています」

「関西オフィスは、仕事の質・面白さにおいて東京オフィスと同じものが提供できると思っています。私自身、若いうちから多くの挑戦を通じて成長してきたという想いもあり、関西オフィスでは若い世代にも大きな権限のある責任範囲の広い仕事を担当してもらい、成長機会を作っていきたいと思っています。社内でもこの話をすると、幸いなことにアクセンチュアには上昇志向の強い社員が多いので、興味を示してくれるメンバーも多いです」

「そもそも我々の仕事が拡大するということは、お客様の仕事が拡大しているというわけでもあります。お客様のビジネスが良くなれば、結果的により難易度の高い仕事の依頼が増えます。そうすると社員の成長機会にも繋がりますので、そういうサイクルをどんどん作っていきたいですね」

プロフィール

写真:戸野本 時直 氏

戸野本 時直 氏
アクセンチュア株式会社
執行役員 関西オフィス統括責任者

1992年 アクセンチュア入社
2004年 Executive Partner (現Managing Director)
2014年 製造・流通本部 アジアパシフィック営業統括
2017年より現職
小売、消費財、ライフサイエンス、産業機械、建設・インフラなどの業界を中心に、大規模トランスフォーメーションプロジェクトのリード、グローバルプロジェクトのリードに多数従事

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