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プライベート・エクイティ トップインタビュー

クレアシオン・キャピタル株式会社

高い自由度とチームワークで価値を創造
圧倒的な裁量が実現するクレアシオンの成長環境とは

事業オーナーらによる強力な投資家ネットワークを持ち、「IPO志向」で投資先を上場に導いているクレアシオン・キャピタル。投資実行以降のバリューアップに力を入れているのも特長だ。
実際、何を大切にし、どのように組織づくりを行い、どのような人材が活躍しているのか。現場で採用活動に携わるディレクターの近藤 宏樹氏、井上 圭氏、ヴァイスプレジデントの西山 一寛氏に聞いた。

経営コンサルティング、マーケティング、ファイナンス...
各領域のスペシャリストが集う

まず、みなさまのご経歴をお聞かせください。

【近藤】新卒でドリームインキュベータという経営コンサルティングファームに4年ほど勤め、その後東京大学エッジキャピタルでベンチャーキャピタル実務に携わりました。そして、コンサルティングやファイナンシャルアドバイザリー業務の独立開業を経て、2017年にクレアシオン・キャピタルに参画することになりました。

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【井上】私の場合、学生時代にセールスのインターンシップを経験したことから、「稼ぐ楽しさ」に目覚め、売れる仕組みをつくりたいと感じ、新卒で電通に入社しました。念願叶い、マーケティング部門のプランナーとしてダイレクトからブランディングまで様々な売れる仕組みづくりに携わりました。その後、もっと経営に近いところで仕組みづくりに携わりたいと思い、経営コンサルティングファームのマッキンゼー・アンド・カンパニーに転じ、経営/組織視点でのマーケティングのコンサルテーションや実行支援、全社変革などより広範な経験を積みました。そして、2020年にクレアシオン・キャピタルに参画しました。

【西山】もともと監査法人トーマツで会計監査業務に携わり、途中から財務デュー・デリジェンス業務に従事するようになりました。その中で投資銀行部門(IBD)の方々の仕事ぶりを見ているうちにファイナンシャルアドバイザリー業務に興味を持ち、野村證券の企業情報部門でM&Aアドバイザリー業務を手掛けることになりました。6年ほどM&Aアドバイザリー業務に従事した後、2020年よりクレアシオン・キャピタルに参画しています。

クレアシオン・キャピタルのどのような点に惹かれたのですか。

【近藤】辻(智史 最高投資責任者)と面談をしたとき、「IPO志向」であること、投資先のトップラインを伸ばすためのバリューアッププロセスを重視していることを聞き、そこに強いフィロソフィーを感じました。

私の場合、経営コンサルティングやベンチャーキャピタル実務に携わる中で、もっと腰を据えて1つひとつの案件に取り組み、手触り感のある仕事をしたいと思うようになりました。バイアウトファンドへの興味が膨らんでいったものの、金融業界のバックグラウンドのない私にとっては大きな壁がありました。

その中で、クレアシオン・キャピタルは金融業界の経験ではなく、経営コンサルティングのバックグラウンドを求めていた。ここなら価値貢献できるのではないかと感じたのです。

【井上】マッキンゼー時代、ネクストキャリアとして事業会社のCMOを目指そうと考えていました。そもそもPEファンドは選択肢にすら入っていなかったのです。しかし縁あって近藤とコーヒーチャットをする中で、考えが変わりました。

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事業会社のCMOの場合、携われるのは1社だけですが、PEファンドならさまざまな会社の経営に関与できます。更にクレアシオン・キャピタルは現場に大きな裁量と決定権があり、マーケティングのようなトップラインサイドのバリューアップにも可能性を期待していると聞き、自分にもフィットしそうだと感じ、参画することに決めました。

【西山】野村證券でM&Aアドバイザリー業務をしていた頃、プロジェクトでPEファンドの方々と一緒になることがあり、自分もPEファンドで実際に投資をしてみたいと思うようになりました。

中でもクレアシオン・キャピタルは、自分と相性が良さそうだと感じました。最高投資責任者の辻はもちろんのこと、メンバーの人柄が温かったですし、投資先の事業価値を高めようという気概が伝わってきました。トップダウンではなく、フラットでメンバー個人の裁量が大きい点も魅力的でした。ここなら価値発揮できるはずだし、学ぶことも多いと考え入社を決めました。

信頼をベースとした良質なチームワークができるか
スキルや経験以上に重要なことがある

現在、どのようなポジションの採用を行っていますか。

【近藤】投資実行からバリューアッププロセス、イグジットまで一気通貫で手掛けて頂くことを期待しています。

ポジションとしては、マネージングディレクター、ディレクター、ヴァイスプレジデント、マネージャー、アソシエイトの5つがあり、足許の採用ターゲットは、ヴァイスプレジデントとマネージャーです。

投資チームでは、どのような人材を求めていますか。

【近藤】スキルや経験に加えて、次の3つの資質を求めています。

まず、何よりも大切にしているのは人間性です。案件に取り組むときは、投資先や社内外のメンバーも含めたチームで動きます。チームには、様々なバックグラウンドや価値観のメンバーがおり、かつ案件期間も基本的には中長期にわたります。そのような中では、信頼関係が殊更に重要であり、仲間へのリスペクトのあるコミュニケーションや協調的な姿勢、ものごとを他責ではなく自責かつポジティブにとらえるマインドセットも重要です。

また、クレアシオン・キャピタルではメンバー1人ひとりの裁量が非常に大きく、例えアソシエイトクラスのメンバーであっても現場で意思決定するシーンも多々あります。自ら動き、自ら意思決定していくことを楽しめる主体性も併せて重視しています。

2つ目は、思考力です。地頭が良く適切な構造化や定量思考が出来ること、またそれをロジカルにコミュニケーションすることのできる能力が前提条件としてあります。加えて、批判的/水平的な柔らかい着想が出来ればベストです。

そして3つ目が、FASもしくは経営コンサルティングのバックグラウンドです。1社の投資先に向き合う時、経営コンサルティングを得意とするメンバーがトップラインを上げる「攻め」の事業支援を行い、FASを得意とするメンバーが経営管理など「守り」の支援を行います。ただ、トッププライオリティではありません。重視しているのは、1つ目の人間性です。

【井上】人間性という点では、イレギュラーなできごとにも冷静に対応できる安定性や、例えうまくいかなくても諦めずにトライし続ける粘り強さも見ています。どのような経営の現場もアップダウンがあって当然です。そんなときも、社内外の方々と冷静なコミュニケーションを続けながら、うまく行くまで粘り強くPDCAを回していける方が良いですね。

FAS、経営コンサルティング、それぞれどのようなスキルやバックグラウンドが必要かお教えください。

【西山】FASバックグラウンドの場合、M&A関連業務に携わったご経験のある方は即戦力としてご活躍いただけると思います。大切なのは、PLやBSから事業の状態を読み取る力。すなわち、事業を数値で理解する力があることだと考えています。

必ずしもM&A業務のご経験は必要ありません。銀行でLBOローン部門や法人営業の経験のある方、商社で子会社の経営に携わった方、事業会社の経営企画部にいた方などもフィットすると思います。

【近藤】コンサルティングバックグラウンドの場合、さまざまな業界のケースやビジネスモデルに接してきた幅広い経験とナレッジが必要です。そして現場実務を想像して施策に落とし込む仮説思考を持っていてほしいと考えています。
特定業界の専門知識は求めません。むしろ幅広い業界のプロジェクトに携わってきた視野の広さがあるとありがたいですね。事業会社での実戦経験がある方も大歓迎です。

大切なのは、投資先のオーナーが「この提案なら、バリューアップが実現できる」と実感できる施策を考えられること。机上の空論ではなく、実務家にとって事業成長が成し遂げられそうだという手触り感のある施策を提示・議論できることが大切だと思います。

リファイナンスで条件面の意思決定を任せることも
メンバーに大きな裁量のある環境

入社後に期待される役割と、キャリアパスについて教えてください。

【近藤】マネージャークラスでご入社いただいた方には、まず2~3件程度の既存投資先をご担当いただきます。それに加えて、新規ディールへもご参画いただきます。
ソーシングは、ポジションによらず全てのメンバーが関われます。エグゼキューションやバリューアップは、ポジションごとにお任せする役割が異なります。
マネージャーの場合、先輩や同僚のサポートを得ながら、専門領域で強みやバリューを発揮していただきたいと考えています。先輩に伴走してもらい、ある程度クオリティコントロールしてもらいながら、プロジェクトを動かしていただきたいですね。

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マネージャーの方も裁量権が大きいのが特徴です。例えばリファイナンスの局面で、条件面をほぼ現場で決めたり、投資先のCFO採用の中で必要要件を定義し、面談プロセスを関係者を巻き込んで設計・実施するなど、ご自身の判断に任されるシーンがたくさんあります。
ヴァイスプレジデントの場合、専門領域については自己完結できることが求められます。この段階では、先輩や同僚のバックアップはありません。強み・エッジのある領域でハイパフォーマンスを期待しています。一方、ご経験のない領域についても、ある程度キャッチアップしていただきたいと思っています。FAS専門の方ならバリューアッププロセスを、コンサルティング専門の方なら投資実行プロセスを、一定程度独力で業務遂行できる必要があります。

ディレクター以降のポジションは、あらゆる領域を自己完結でき、ハイパフォーマンスを出せることが必須条件です。案件毎のアサインやチーミングも適切に担います。
また、ヴァイスプレジデント以上の方々にも、携わった案件のキャリーを用意しており、今後クレアシオンの成長に伴い制度を拡充方針です。

1つの投資先に対して、どのように業務分担をしていますか。

【井上】完全な分業体制にはしていません。アサインされたメンバーがお互いの得意な領域を補いながら共同で支援します。

【西山】1つの投資先を2~3人と少人数で担当することが多いので、関わる全員で考え、実行していく体制です。投資実行の際はFASバックグラウンドのメンバーが主導し、コンサルティングバックグラウンドのメンバーはサポートをする、バリューアップの際はその逆です。互いに都度「お伺いを立てる」ことなく、柔軟かつ自由に意思決定するからこそ、互いに背中を預けられるようなチームワークが大切だと考えています。

【近藤】ポジションやそれまでの経験・できることなどがそれぞれ異なるので、うまく補い合えるチーム体制にしています。ソーシング段階で、誰とペアを組むか考えたり、逆に「一緒にこの案件をやりたいです」と手が上がった相手と組むことが多いと思います。

日ごろ、どのような働き方をしていますか。

【西山】投資実行のフェーズでは、投資先のスケジュールに合わせることが多いですね。急に忙しくなることもあれば、落ち着いたペースで働けることもあります。この段階では、投資先に常駐することはありません。

【近藤】バリューアッププロセスの場合でも、投資先に常駐するスタイルよりも平均して2~3社の投資先を担当し、投資先のフェーズに応じて、関与の濃淡をうまくつけて支援することが多いです。
投資実行直後は、いわゆる「100日プラン」を策定・実行し、体制づくりや仕組みづくりを行うので、投資実行から1年くらいは、多めに投資先に出入りして忙しくなることが多いですね。

【井上】2~3年経った後は徐々に投資先自身での自走体制に移行を目指し、取締役会や経営会議への出席だけとなるケースもありますが、状況によっては再びハンズオンで重点サポートをすることもあります。
一概に言えない部分も多く、主体的に自分自身のリソースプランを考え、状況にあわせた臨機応変な対応が必要になると思います。

採用候補者のみなさまへ、メッセージをお願いします。

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【西山】自由も裁量もあり、その分責任も大きく伸びやかに働ける環境です。より事業を楽しみたい、投資を楽しみたいという方とご一緒できたらうれしいですね。

【井上】クレアシオンとは「創造」を意味する単語ですが、正に名が体を表すファンドだと思います。実現したいことや、チャレンジしてみたいことのある方は、その創造性を存分に生かしてやりたいことを形にし、ご活躍いただける環境だと思います。

【近藤】ポテンシャルがあれば、PEファンド周辺業界の経験や表面上のスキルは重視しすぎないという点で、弊社の採用基準は懐が深いとも言えるかと思います。我々の価値観に共感頂き、PE業界で常に学び続け、成長される強い意欲を持たれた方と是非ご一緒できたらと思います。

プロフィール

写真:近藤 宏樹 氏

近藤 宏樹 氏
クレアシオン・キャピタル株式会社 ディレクター

東京大学工学部航空宇宙工学科卒業後、ドリームインキュベータにて事業戦略立案等のコンサルティングプロジェクトに従事。その後、東京大学エッジキャピタルにおいて、ハンズオンでのベンチャー投資業務に従事した後、M&Aアドバイザリーやコンサルティング業務での独立開業を経て、2017年クレアシオン・キャピタルに参画。

写真:井上 圭 氏

井上 圭 氏
クレアシオン・キャピタル株式会社 ディレクター

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、大手広告代理店・電通にてマーケティング戦略の設計・実施等に従事。その後、マッキンゼーにおいて、消費財、製造業、金融業など幅広い業界に対し、全社経営変革、マーケティング戦略立案、組織風土改革プロジェクト等に従事し、2020年にクレアシオン・キャピタルに参画。米PMP®。

写真:西山 一寛 氏

西山 一寛 氏
クレアシオン・キャピタル株式会社 ヴァイスプレジデント

早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、監査法人トーマツにおいて、監査業務、財務デュー・ディリジェンス業務等に従事。その後、野村證券において、M&Aアドバイザリー業務等に従事し、2020年よりクレアシオン・キャピタルに参画。公認会計士。

写真:辻 智史 氏

辻 智史 氏
クレアシオン・キャピタル株式会社 常務執行役員/最高投資責任者

野村総合研究所、ローランド・ベルガーにおいて事業戦略立案や業務改革等のコンサルティングに従事。その後、J-STARの創立メンバーとしてプライベートエクイティ投資、事業会社でのマネジメント経験を経て、弊社参画。京都大学大学院工学研究科修了。

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