株式会社丸の内キャピタル(以下「丸の内キャピタル」)は、三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)、株式会社三菱東京UFJ銀行(以下「BTMU」)と共に、日本企業を主たる対象にバイアウト投資を行う、丸の内キャピタル2号ファンド(以下「2号ファンド」)を設立することで合意したと発表した。
2号ファンドでは、外部投資家の資金も入る見通し。設立当初は三菱商事が250億円(ファンド規模の拡大に伴い最大400億円)、BTMUが250億円を其々上限とする出資契約を締結し、その後外部投資家の資金と合わせ、最大1,000億円の規模に拡大することを目指す。
2号ファンドの運営会社となる丸の内キャピタルの代表取締役社長兼CIO(チーフ・インベストメント・オフィサー)には、元産業革新機構COOの朝倉陽保氏が就任予定。朝倉氏は、三菱商事出身で退職後はカーライルグループや産業革新機構等のマネジメントとして活躍した実績があり、プライベートエクイティに関する豊富な経験・知見がある。
丸の内キャピタルは、同社に在籍する経験豊富なプロフェッショナルを中心に独立したファンド運営を行いながら、スポンサーである三菱商事及びBTMUが信用力と産業界との接点を活用して側面からサポートをする、日本の商慣行に則したユニークな運営会社。これまでに成城石井やジョイフル本田等への投資案件を手掛け、投資実績を積み上げている。1号ファンドと同様、2号ファンドにおいてもスポンサーが有する幅広い事業ネットワーク・ノウハウを活用し、国内企業の価値向上に貢献する模様。
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