フェニックス・キャピタル株式会社(フェニックス・キャピタル)がアドバイザーを務める投資ファンドであるあさひリバイタルファンド投資事業有限組合が保有する株式を関電工へ売却し、佐藤建設工業株式会社は株式会社関電工(以下「関電工」)の子会社となった。
関電工は、2016年に成長戦略を策定し、「営業基盤の強化」、「事業領域の拡大」並びに「電力安定供給への貢献」を掲げ、グループ一丸となって取り組んでいる。
こうした中、再生可能エネルギーの導入拡大や電力システム改革の進展を踏まえ、電力会社は系統増強や送電設備の信頼性確保に取り組んでおり、今後の架空送電線工事は増加基調で計画されている。
しかしながら、架空送電線に従事する高所作業員は減少傾向にあり、施工力不足はもとより人材育成や技術・技能の継承が送電線工事業界の重要な課題となっている。
かねてより、当社と佐藤建設工業は、送電線工事用機材をリースする「株式会社電力機材サービス」を設立し、送電線工事分野における協調体制を築いているが、これを機に、電力安定供給の一翼を担う企業グループとして、更に緊密性を高
め、わが国の送電線設備の建設・維持に貢献していくとの事。
※当社WEBサイトで公開しているプライベートエクイティ業界ニュースは公表情報をもとに作成しておりますが、正確性・完全性について当社が責任を負うものではありません。