NECトーキン株式会社(以下「NECトーキン」)は、2017年4月10日をもって、米国KEMET Corporation(以下「KEMET社」)の完全子会社となり、当社の商号を株式会社トーキン(TOKIN Corporation)に変更することとなったと発表した。
また、主力事業であるキャパシタ事業及びEMC事業、センサ・アクチュエータ事業等に経営資源を集中するため、EMデバイス(リレー)事業を分社化し、EMデバイス株式会社(以下「EMデバイス」)を当社完全子会社として新設分割により設立する。
あわせて同日付で、EMデバイス株式会社の全株式を日本産業パートナーズ株式会社(以下「日本産業パートナーズ」)が管理・運営等を行う日本産業第四号投資事業有限責任組合等が出資する特別目的会社に譲渡することとし、同特別目的会社と売買契約を締結した模様。
KEMET社は欧米、NECトーキンはアジアの販路に強みを持つ。NECトーキンの広報担当者は「子会社化でより効果的な連携を図れる。互いの販路を生かしてグローバル化を本格化させる」と話した。
EMデバイスはNECトーキンの本社敷地内に置く。EMデバイス事業部とフィリピン工場などの従業員(1月31日現在で約3000人)が新会社に移る予定。
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