コンサルティング業界の評価・査定方法とは?

コンサルティングファームへの転職を考えていると、どのように面接を突破するのかという所に目がいきがちですが、やはり入社した後にどれだけご活躍頂けるかということにも、是非早い段階から意識を向けて頂きたいと思っています。そこで、本日はコンサルティングファームにおける評価・査定方法について、少しお話したいと思います。

コンサルタントの社内評価は誰が実施するのか?

コンサルティングファームでは、プロジェクト単位で働きます。
そのため、評価については、各プロジェクトの責任者が、プロジェクトごとに評価を行うことが一般的です。
つまり、例えば戦略コンサルティング会社の場合は、数ヶ月単位でプロジェクトが変更することが一般的であるため、評価者も数カ月単位で変わるということです。
毎回新しい視点で評価をされるため、評価される側にとっては大変な部分もありますが、プロジェクトでのパフォーマンスをより客観的な視点で評価されるという良い面もあります。

勿論、上記に加えて、継続性という観点で、あなたがしっかり成長できているのかということも、コンサルティングファームでは意識してモニタリングしています。
ですので、例えば、これまで良い評価を受けていたのに、あるプロジェクトで、急に評価が悪くなったとしても、そのことが、キャリアにおいて大きなマイナスになることはありません。
プロジェクトのテーマや、チームメンバーとの関係性等、様々な要素等も考慮した上で、あなたの評価をしっかりとできる仕組みが整っています。

コンサルタントの評価基準とは?

まず、コンサルタントの評価基準は、期待される役割がポジションによって変わるため、役職に応じて大きく異なります。
今回は、事業会社から転職して最初の5年間ほどを想定して評価基準のお話をさせて頂きます。

まず、入社して最初の2年間は、コンサルタントとしての基礎スキルを習得頂くことが、大切になってきます。
そのため、評価基準としては、以下のようなものが大切になってきます。

●調査・分析の基礎スキルを習得できているか?
- アンケート調査・分析ができるか
- インタビュー調査・分析ができるか
●資料作成スキルを習得できているか?
- 論理的に資料を構成できるか?
- 伝わりやすいスライドを作成できるか? など
●メンバーとして、チームにしっかり貢献できているか?

次に入社してから3~5年目になると、クライアントのミドル層との関係性をしっかりと関係性を構築できるかということが、大切になってきます。
そのため、評価基準としては、以下のようなものが大切になってきます。

●クライアントにとって付加価値のある提案ができているか?
- インパクトがあり、実行性のある施策を考えられるか?
- クライアントが実行するための具体的なアクションを提示できるか? など
●会議をマネジメントするスキルを習得できているか?
- メッセージを分かり易くクライアントに伝えられるか?
- ファシリテーションがしっかりとできるか? など
●他のチームメンバーをしっかりサポートできているか?

一番大切な基準はクライアントから評価されているかどうか

上記で記載した評価基準は、あくまで一例であり、この他にも複数の視点で評価は行われています。また、コンサルティングファームごとに、どこを優先するかという考え方にも若干の濃淡はあると思います。
しかし、上記のような評価基準を超えて、最も大切に考えているのは、やはりクライアントからの評価だと思います。

コンサルティングファームは、お客様から仕事を任せて貰うことで初めて価値を出すことができる職業です。そのため、クライアントから、次の仕事を任せて貰えるかどうかが一番の評価基準といっても過言ではありません。
もちろん、入社して暫くの間は、次のプロジェクトを直接依頼されることなどはないと思いますが、例えば、「次回のプロジェクトでも是非●●さんをお願いします」といったことは、エース級のコンサルタントであれば、入社後数年でもよくあります。
是非みなさまには、そのようなコンサルタントになることを目標にして、転職活動を進めて頂くことを期待しています。

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プロフィール

写真:戦略コンサルタント

戦略コンサルタント。

大学卒業後IT系スタートアップにジョインした後に戦略コンサルティング・ファームに転職。

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