現役戦略コンサルタントコラム

現役戦略コンサルに聞く! 必要な能力を伸ばすためにやったことはありますか?

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はじめに

写真:コラム:現役戦略コンサルに聞く! 必要な能力を伸ばすためにやったことはありますか?

「1時間半の通勤時間内で、中吊り広告から記事を1つ選び、その業界の新規事業を考える」
「カフェに入ると、席数と稼働率、単価/人、等々から日販を推計する」
といった、日常の一場面を活用し、戦略コンサルタントに必要な能力を普段から鍛えることも有効である、といった話を皆さんも聞いたことがあるかもしれません。

私も戦略コンサルティングに必要な能力を鍛える為に、これらのトレーニングを昔は意識して取り組んでいました。現在においては、トレーニングというよりは職業病のように自然に考える癖へ昇華されてしましました。気を付けて生活をしないと、周りから浮いてしまうリスクはあります。

さて今回は、成長意欲の高い皆さんから聞かれることの多い質問の1つである、
「コンサルティングに必要な能力ってなんですか?」
「必要な能力を伸ばすために取り組んでいることはありますか?」

といった、向上心にあふれるストレートな疑問に答えていきたいと思います。

戦略コンサルティングに必要な能力とは?

以前の記事(「タイトル:現役コンサルに聞く!コンサルって、激務ですか?」)で少し触れましたが、戦略コンサルティングへの社会的な期待は拡大し続けています。細かく分類すると際限はありませんが、あえて整理をしてみると、その役割は大きく3つになるのではないかと考えております。

「企業間の情報流通機能」
(いわゆる、ミツバチ機能。専門知見やベンチマーク事例を他へ紹介・展開)

「意思決定支援機能」
(いわゆる、一般的なイメージとして持つコンサルティング。資源配分の仕組み構築(ポートフォリオマネジメント)、新規領域・事業の探索、組織変革、経営管理指標の導入、等)

「手貸機能」
(いわゆる、高級人材派遣機能。事業再生請負やCxO派遣から資料作成代行の幅広いレベル感での業務)

情報を集積し、専門知見やベンチマーク事例を流通させるにシンクタンク的な位置付けから始まり、一歩踏み込んだ経営や下部組織の事業遂行の意思決定支援へ拡大。そして、クライアント企業の目指す世界観や時間軸、組織ケイパビリティとのギャップを埋めるニーズへの高まりや実行力に対する支援ニーズから、クライアント組織内の1機能を担う形に応える実行型の支援へ拡大をしていると、私なりに理解をしています。

一旦、その整理の正誤は横におきます。ここでの強調ポイントは、インターネットも存在しなかった時代においてはクライアントがアクセスしきれない情報を取得・流通させるのみで一定の価値提供が可能でした。

しかし現在は、その情報流通のみでの価値は相対的に落ちており、その情報にもとづいて何を生み出し、そしてどうにかして成果実現する為の実行フェーズへ、価値の比重が移ってきているという点です。

なお、蛇足ですが2番目の情報に基づき何を生み出すかという役割も、(戦略コンサルティング出身者の増加や方法論の流通により)GAFA・BATに代表される大手企業では出来始めており、戦略コンサルタントの価値の再定義が迫られる面白い時期ではあります。

つまり、収集可能な情報がほぼ平等に近いことが前提となる昨今では、情報の量や質によらないクライアントのイシューを解く上で必要となる「原理原則への理解にもとづく能力」への磨き込みの重要性が高まっていると感じています。

たとえば、
「大きな幹から細部の枝葉へ思考していく(場合により枝葉は思考せずに切り落とす)」
「統計や経済性を外さない思考をする」
「人は低きに流れる"性弱説"を前提に思考をする」
といった点を挙げることが出来ます。

私自身の経験では、ハイパフォーマンスの戦略コンサルタント同士が原理原則の話をすると、表現は異なりますが、ほぼ同じ内容に収束します。

必要能力の磨き込み方

前述との矛盾を感じるかもしれませんが「原理原則への理解にもとづく能力」を磨くには、ひたすらに一定の閾値を超えるレベルでのインプットを継続することが大事と考えています。

情報があふれ、誰もが似たような情報にアクセス出来る時代になってはいますが、やはり、知らないことには何も始まりません。本を読む、セミナーへ参加する、知人に話を聞きに行く、等々のインプット手段の内、何が適切かはその人のタイプによります。尚、私でも平均10冊以上/月の読書を続けております。

インプットの目的を、人それぞれですが、大別すると
「基本的な戦略・経営の理論の磨き込み、アップデート」
「プロジェクト特有の実態・実務に係る知見の拡充」
「戦略を考える上での世界観や切り口に対する新たな視点/視座/視野へのヒント取得」
に分類して実施しているケースが多く見受けられます。

つまり、ここでのポイントは、インプットに時間を割くのは「インプット情報を得たから価値提供を実現」という発想ではなく「インプット情報により原理原則を研ぎ澄ませることが出来るから価値提供を実現」という発想でインプットをしている点です。

この延長線上に、他者と同じインプットを得たとしても、原理原則への理解に基づいた思考を経ると、一味違った価値提供が可能になる世界があります。

最後に

今回は、戦略コンサルタントに必要な能力とその磨き方の紹介をしました。
正直、伝えきれていない行間のニュアンスが多くあり、皆さんにおいて、何点か推測を含めてロジックを補強しないと、腹落ちしない部分があるかもしれません。

そういった行間のニュアンスは、皆さんの所属される業界や会社においても同様に存在しており、戦略コンサルティング業界でも同様に、中で体験をしないと分かり切れない部分です。
皆さんも、そのようなコンサルティング業界に興味を持たれたのであれば、ぜひ挑戦してみる価値はあるかと思います。

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プロフィール

写真:戦略コンサルタント

戦略コンサルタント

大学卒業後、HR系スタートアップにジョインした後、国内外のコンサルティング・ファームを経て外資系トップ戦略コンサルティング・ファームへ転職。現在、コンサルタントとしてのみならずファーム経営の舵取りも実施。

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