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プライベート・エクイティ トップインタビュー

インテグラル株式会社

愛場 啓介 氏 アソシエイト
久保 雅継 氏 アナリスト
今ほどPEファンドへの理解が浸透しておらず、明確な投資事例を持つ国内プレイヤーも少なかった2000年代。
その当時から確かな実績を積み上げてきたインテグラルには早くから志の高い人材が注目し、参画を期してきた。
そこで、インテグラルの最前線で活躍中の2人の若手人材にご登場いただき「具体的にどのような仕事をしているのか」「そこで発揮すべき能力とは何か」といった点について、語り合ってもらった。
まず、お二人がインテグラルへの参画を決意した理由について教えてください

【愛場】私は前々職のクレディ・スイスでも、前職のラザードフレールでもFAとしてM&Aに携わる中で、プライベート・エクイティというビジネスに魅力を感じる一方、欧米流のアプローチではなく、国内企業に適した日本型のアプローチが必要だと考えていました。

いざPEへの転職を考えた際にそうした思いにピタリと符合するようなPEがなかなか見つからずにいたのですが、FAからプリンシパルに転じるからには投資先に深くコミットした向き合い方がしたかった私にとって、投資先にメンバーを派遣し、対象会社の方と共にバリューアップを目指すi-Engineの機能を持つインテグラルはとても魅力的だったんです。

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【久保】私は前職のJ.P.モルガンで、顧客企業のM&Aにおけるファイナンシャル・アドバイザリー業務などをしていました。FAとしてM&Aに携わることで、専門的なスキルを得るだけでなく、顧客企業の重要な意思決定に関わることができたという自負はあったのですが、一方で、「顧客企業の為に働いているにもかかわらず、顧客企業が"そもそもどのように収益をあげているのか"というところを突き詰められていないのでは?」という考えを募らせてもいました。企業のビジネスモデルについて、より専門的に理解を深めたいという考えから、戦略コンサルタントへの転職を考えた時期もありました。

しかし、コンサルティング業務は、FA業務と同様、顧客企業にプロジェクトベースで関わることが多く、基本的にはあるテーマが与えられ、関係性もせいぜい数ヵ月で終わってしまいます。多様な経験を積むことができる点に魅力を感じつつも、より包括的に且つより深く、中長期に渉って、企業の価値向上にコミットしたいという思いで転職活動をしていたところ、偶然にもJ.P.モルガン時代の先輩が当時インテグラルへ転職していて、まさしく私が望んでいた環境であることを教えてくれたんです。

ファイナンシャル・アドバイザリーや他のPEなどとの違いは、どこにあるのだとお考えですか?

【愛場】久保が指摘した通り、投資先企業との関わり方、その深さや長さという面で大きな違いがあると思います。また、多くの大手PEはどうしても効率性優先の姿勢が色濃く出ているように感じます。PEが効率良く利益を上げようとすれば、なるべく手数をかけずに企業価値が上がるように動くことになります。でも、インテグラルは、投資先企業を活性化させるために必要だと判断したことならば、効率性を後回しにしてでも様々なアクションを起こしていく。そこが大きな違いです。

【久保】例えばM&A案件でいえば、合併する企業同士は「どのようにシナジーを生み出そうか。」という議論を交渉の段階でも実務者レベルで具体的に重ね、試行錯誤をしていくことになりますが、前職ではそういう場に参加する機会はありませんでした。一方、インテグラルでは投資先企業が望むのであれば、担当者が自ら入り込んで、実務者レベルの会議にも積極的に関与していくことが求められます。これは大きな違いですし、他のPEとの違いでいうと、インテグラルのように深く投資先企業に入り込んでいるPEはあまり多くないと思います。

では今、愛場さんと久保さんは、どの企業に入り込んでいるのでしょう? そしてそこで具体的にどんなことをしているのでしょうか?

【愛場】私は数ヵ月前からもう一人のメンバーと共にアパレルメーカーのイトキンに常駐しています。主に200日プランに従い、経営の再構築や業績向上へ向けた戦略策定のサポートなどに携わっているのですが、それ以外にも金融機関とのやり取りや監査法人との対応にも携わっています。

【久保】私は今、入社した2014年7月からバッグの企画製造販売会社であるシカタと、2015年1月から航空会社であるスカイマークの2社を担当しています。

シカタでは、主に経営数値の見える化に関わるサポートを行っています。スカイマークでは、社員の方々や他の担当者とともに中期経営計画策定の事務局といった本社での業務だけでなく、空港でのオペレーションにも従事させていただいたりしています。例えば、お客様からお預かりした荷物を機体に搭載したり、夜勤業務で機内のシート清掃やヘッドレストカバーを交換したり、お客様の機内へのご案内なども経験させていただきました。

愛場の場合もそうだと思うのですが、私たちは投資先企業の事業について、素人同然です。現場に出て体験しながら学んでいかなければ、本当の意味で経営に貢献することなどできないと考えています。また逆に、現場で業務をさせていただくことで、"インテグラルの久保"という人間を投資先企業の皆さんに知ってもらう。これも投資先企業と信頼関係を構築するために重要なプロセスだと考えています。

【愛場】私はイトキンに行ったおかげで、服選びのセンスだとか、秘訣みたいなものも雑談のような関わり方の中で教えてもらったりしています。個人的にもありがたい教えですが(笑)、こういうフランクなつながりができていくことで、初めて聞こえてくること、見えてくることがある。それが重要だし、久保が言うように、自分を先方の人に知ってもらうという大事な事柄にもつながっていく。

【久保】ファンドと聞いて、警戒されたり、身構えるような方も時にはいますから、まずはそういう壁を乗り越える必要もある。重複しますが、そもそものビジネスを知っているのは間違いなく投資先の皆さんですので、最初は聞き役にまわって勉強し、徐々に自分の意見を発信するようにしたり。

【愛場】そうだね。だから結局は人と人とのつながり。楽なことばかりではないけれども、私も久保も、こういう環境を望んでインテグラルへ来たので、満足度は高いんです。

案件によって違いはあると思うんですが、だいたいどのような流れで仕事をしていくことになるのでしょう?

【久保】フェイズは大きく分けて2つです。1つは投資検討の段階。M&A案件におけるフィナンシャル・アドバイザーに近い役割を果たしていくことになります。但し、プリンシパルとして案件に携わるという点は、アドバイザーとは決定的に異なります。また、LBO案件等の場合には、加えて金融機関等との交渉も重要な業務となります。

そしてもう1つのフェイズが投資後の段階。先ほどまで私と愛場が説明した通り、様々な役割を担いながら投資先企業とともに目標の達成を目指していくことになります。

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【愛場】実際に携わるメンバーの数は案件によって異なりますが、だいたい4〜5人がアサインされるケースが多くなっています。そして多くの場合、バックボーンはそれぞれ違ってきます。コンサル出身者もいれば、会計士出身の者もいるし、私や久保のようにFAや投資銀行の出身者もいる。それぞれの強みを活かしていくケースもあれば、あえて異領域を学ぶためにバックボーンのない役割を担うケースもあります。

以前、コンサル出身者と潜在的な投資先に関する限定的な情報のみをベースにそれぞれ課題出しをしてみたことがあるのですが、その分析の観点や手法が全然違っていて、非常に勉強になりました。

【久保】日々の業務の進め方という観点では、会社の規模の違いもあると思うのですが、前職と違い、インテグラルでは当たり前のように、例えば代表である山本とも1対1で深夜まで議論するようなことが少なくありません。非常にフラットな環境のおかげで、自分とはバックグラウンドの異なる社内のメンバーと密に業務を共にすることができ、直接吸収できる機会が多くあります。

では、自分流の答えで結構ですので「どんな人材がインテグラルに向いているのか」を最後に教えてください

【愛場】先ほども言ったように、インテグラルには多様な領域から専門性のある人間が入ってきています。そういう人たちからも日々学び取っていける環境も揃っていますから「一人で何でも出来る人間」である必要はありません。むしろ、誇れる強みを1つでも持っていれば、あとは「周囲から学ぼうとする姿勢」のほうが重要になってくるように思います。

そして何と言っても取り組み方が独特なインテグラルですから、泥臭い仕事を厭わない人、むしろそれを望んでいるような人が向いていると思っています。

【久保】ハード面ですと、前職での経験に関わらず、例えばキャッシュフローモデルを自分で作れる力といった、案件検討を行う上で最低限の能力は必要になると思います。ソフト面ですと、インテグラルがチームワークを重視すること、投資先企業の皆さんとの信頼関係構築に重きを置くことから、社内・投資先に関わらず、積極的且つ適切にコミュニケーションがとれる人が向いていると思います。

プロフィール

写真:愛場 啓介 氏

愛場 啓介 氏
アソシエイト
ミシガン大学経済学部卒業

大学卒業後、クレディ・スイス証券入社。M&Aや資金調達等の投資銀行業務に従事した後、2012年よりラザードフレール。運輸、自動車、産業機械、テクノロジー等の業界を対象に、クロスボーダーM&A案件等でアドバイザリー業務を展開。2015年8月、インテグラルに参画した。

写真:久保 雅継 氏

久保 雅継 氏
アナリスト
京都大学工学部卒業

大学卒業後、J.P.モルガンに入社し、投資銀行業務に従事。バイオ医薬品、飲食料品、通信、海運等のセクターにて、M&A及びファイナンシングに係るアドバイザリー業務を担当。顧客企業の最適資本構成や格付けに係る財務アドバイスを通じ、財務課題のソリューション提案を実施。2014年7月、インテグラルに参画した。

プロフィール

写真:山本 礼二郎 氏

山本 礼二郎 氏
代表取締役パートナー
一橋大学経済学部卒業 ペンシルベニア大学ウォートン校MBA ローダー・インスティテュート MA

大学卒業後、三井銀行(現 三井住友銀行)入行。ロンドン駐在中の1990年代に企業買収、MBO、LBOファイナンスを多数手懸け、帰国後は幅広い業種を対象にクロスボーダーM&Aを担った。2000年、ユニゾン・キャピタルに参画するとPE分野における日本の草分けとしてバイアウト・ファンドを成功させ、東ハト、マインマート等への投資に携わる一方で、数々の日本初のスキームにもプリンシパルとして設計・実行に当たった。2004年、佐山展生氏(現インテグラル代表取締役)とともにGCA(現GCAサヴィアン)を設立、取締役パートナーに就任すると、2005年には過去最大のMBO案件であるワールドのMBO非公開化をストラクチャリング。その後、メザニン代表取締役就任を経て、2007年にインテグラルを設立。主な著書に『バイアウト』(共著、日本経済新聞出版社)がある。これまでに神戸大学大学院経営学研究科(MBAスクール)客員教授等経営大学院講師を歴任。

プロフィール

写真:早瀬 真紀子 氏

早瀬 真紀子 氏
ディレクター
東京大学法学部卒業 ハーバード大学 MBA

大学卒業後、さくら銀行(現 三井住友銀行)入行。同行企業情報部および大和証券SMBC企業提携部にて、クロスボーダーM&Aのアドバイザリー業務に従事。主に重機およびハイテク業界の国内外クライアントの子会社売却や、事業部買収、会社再生などに携わった。その後、ハーバード大学ビジネススクールへ留学し、MBAを取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに参画。日本および米国オフィスにて、主に消費財、金融、ハイテク、自動車業界の戦略コンサルティング業務を担った後、2007年12月にインテグラル入社。

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