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インテグラル株式会社

早瀬 真紀子 氏
ディレクター
国内金融機関と米国系コンサルティングファームでキャリアを構築してきた早瀬氏は、2007年、設立間もないインテグラルに参画。以来、同社の成長に貢献してきた存在だ。 そこで「ファンド投資だけでなく自らも投資を行い、必要とあらば投資先企業の経営にも深く関わっていくインテグラルにおいて、どのような人物像が活躍をするのか?」さらには、「コンサルティングファーム出身者に、どのような意識や研鑽が求められるのか?」といったヒトにまつわる疑問・関心に答えてもらった。
まずは早瀬さんがインテグラルに参画するまでの経緯について教えてください

【早瀬】私のキャリアは銀行がスタートだったのですが、ちょうど佐山(佐山展生氏。現インテグラル代表取締役)が行内でM&A部隊を率いて話題を集め始めていた時期と重なり、新聞で読んだ佐山の記事がきっかけでM&Aへの関心を強めていきました。その後、行内のM&A担当部署へ異動すると、山本(山本礼二郎氏。現インテグラル代表取締役)がいました。

ですから、この時すでに不思議な縁が始まっていたのかもしれません。その後、私はハーバードへの留学を経てマッキンゼーに転職したわけですが、コンサルタントとして、他では得難い貴重な経験をさせていただいた後、「戦略を立てるだけでなく、戦略の実行にも携わっていきたい」と望み始めた頃、インテグラルを設立していた山本に「一緒にやろう」と誘ってもらったんです。

銀行でのアドバイザリー業務と、コンサルティングファームでの役割の両方を知る早瀬さんにとって、インテグラルの業務は何がどう違うのでしょう?

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【早瀬】少々乱暴な言い方になるかもしれませんが、M&Aアドバイザーという立場で将来事業計画を立てる場合、事業のプロであるお客様からいただいた情報や考えをベースにハイレベルな計画をまとめます。コンサルタントの場合は、お客様の売上を伸ばすプロジェクトもあれば、経営の効率化を目指したコスト削減プロジェクトもあります。

しかし、結局はそのプロジェクト単位の1つの目標だけを追いかけるスタイルになりがちです。売上を伸ばしつつ、コストも減らし、事業の再編成なども並行させながら、最終的に利益の向上を実現する......というような包括的な関わり方がなかなかできず、部分、部分でしか関わっていけないジレンマを私の場合は打破できませんでした。

ところがインテグラルのようなPEの立場になると、「投資先の会社の価値を上げる」という大きな目標に向かう形になります。当然、難易度は上がるわけですが、その一方で、さわることの出来るレバーをたくさん見つけ出すことができます。どのレバーを選び、いつどういう組み合わせでレバーを動かせばいいのか判断しながら、その会社の全体像と向き合うことが可能になるんです。どの立場が良い悪いという話ではなく、私の場合はこのPEとしての向き合い方に最もやりがいを感じたということです。

インテグラルの人間となったことで、具体的にどのようなやりがいや醍醐味を得ているんでしょうか?

【早瀬】案件発掘や投資判断に携わるばかりでなく、インテグラルのメンバーは投資先企業に自分の机と椅子を並べ、先方の皆さんと一緒に働くケースも多くあります。こうなると、自らその会社の経営に直接関わる目線になりますから、それまで見えなかったものが見えてきます。

投資前の机上の発想では使えると思っていたレバーがまったく機能しないことがわかってきたり、逆に想像さえしていなかった新しいレバーを現場で見つけたりする。そしてそうした気づきが成果につながったりするわけですから、実に面白いですし、お役に立てているという実感がわいてくるんです。

インテグラルの独自性を一言で表現するとしたら、早瀬さんはどうお答えになりますか?

【早瀬】「ハートのある投資の積み重ね」です。どんな金融機関やPEでも利益の追求は不可欠。それはインテグラルも同じなのですが、それと同時に、どこか愚直なくらいハートの部分を重要視している。投資先のお役に立てないのならば、利益が上がっても意味がない、というくらいの気持ちで全員が案件と向き合っている。それがインテグラルの存在価値だと捉えていますし、だからこそ、ここで働く者には人間的魅力が、他のどこよりも問われているのだと思います。

ヒトとしての魅力の重要性は山本さんも、愛場さんや久保さんもおっしゃっていました。早瀬さんの場合、ヨウジヤマモトの案件では、実際のところ、どのように先方へ入り込んでいったのでしょう?

【早瀬】ヨウジヤマモトに携わったのは私だけではありません。そして、私も私の前任者も、そのまた前任者も、それぞれ個性は違います。ヨウジヤマモトにいらっしゃる皆さんとの相性もまちまちだったでしょうし、どんな個性が最適なのかも、厳密にはわかりません。それでも私たちを受け容れていただけた背景には、一所懸命に寄り添おう、理解しようとする姿勢が共通していたからだと考えています。

私にせよ前任者たちにせよ、アパレルの事業については素人です。ダイレクトに現場の事業に貢献できる能力を持っていたわけではありません。それでもきっと姿勢を見ていただけたのだろうし、それを評価してくださったんだろうと思います。私たちが持っている力で貢献できる部分は精一杯にやり、知らない面があれば精一杯に吸収して、ともに事業の成功を目指していく。そういう関わり方がインテグラルの基本になっているんです。

投資先に入り込んだ時の立場は、どのようなものなのでしょう?

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【早瀬】ヨウジヤマモトでの私を例にすると、最初は社長室長という肩書きでした。そこでは経営の全体像を見て動いていくコンサルタント的な役割を担っていました。

その後、投資の効果が数字になって表れ始めると、組織が本来の機能を活性化していきます。そうなるとコンサル的な役割を続けるよりも、ラインに入って機能すべき。そこで取締役に就任して、新規ライセンス開拓や人事などでダイレクトにオペレーションにも携わっていきました。

言ってみれば、本当にその会社の一員になったようなものですから、それまでとは意識や視点も変わってきます。そのタイミングになってから気づくことも多くあり、私自身も大いに成長することができました。「投資先に入り込んでコミットしています」と標榜するPEは多く存在しますが、モニタリング機能しか果たせていないケースもあるのではないでしょうか。インテグラルは、もっと本気で中の中まで入って行くんです。

では最後に、早瀬さんがインテグラルの採用を担う場合には、参画志望者のどこを見るのか教えてください

【早瀬】PEとしての立場的にも、インテグラル独自の姿勢の面からも、仕事は相当泥臭くなります。言いにくいことを言うような場面もたくさんあります。派遣先ではタフな局面の連続です。だからこそ、自分で自分を励ましたり、自分で自分を行動に駆りたてることのできるセルフ・スターターでなければいけない。

セルフ・スターターに不可欠なのは、パーソナリティとしての明るさと、常に前向きな考え方で行動を起こしていく姿勢です。セルフ・スターターでありつつ、頭でっかちではなく、周囲をも巻き込んでいける「愛すべきキャラクター」と面接で出会えたら、インテグラルに向いていると判断するでしょうし、きっと活躍してくれると期待します。実際、インテグラルにはいろいろなタイプの「愛すべきキャラ」がいます(笑)。タフな仕事ですが、きっと楽しみながら成長できます。


アソシエイト 愛場 啓介 氏 / アナリスト 久保 雅継 氏 インタビューへ続く

プロフィール

写真:早瀬 真紀子 氏

早瀬 真紀子 氏
ディレクター
東京大学法学部卒業 ハーバード大学 MBA

大学卒業後、さくら銀行(現 三井住友銀行)入行。同行企業情報部および大和証券SMBC企業提携部にて、クロスボーダーM&Aのアドバイザリー業務に従事。主に重機およびハイテク業界の国内外クライアントの子会社売却や、事業部買収、会社再生などに携わった。その後、ハーバード大学ビジネススクールへ留学し、MBAを取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに参画。日本および米国オフィスにて、主に消費財、金融、ハイテク、自動車業界の戦略コンサルティング業務を担った後、2007年12月にインテグラル入社。

プロフィール

写真:愛場 啓介 氏

愛場 啓介 氏
アソシエイト
ミシガン大学経済学部卒業

大学卒業後、クレディ・スイス証券入社。M&Aや資金調達等の投資銀行業務に従事した後、2012年よりラザードフレール。運輸、自動車、産業機械、テクノロジー等の業界を対象に、クロスボーダーM&A案件等でアドバイザリー業務を展開。2015年8月、インテグラルに参画した。

写真:久保 雅継 氏

久保 雅継 氏
アナリスト
京都大学工学部卒業

大学卒業後、J.P.モルガンに入社し、投資銀行業務に従事。バイオ医薬品、飲食料品、通信、海運等のセクターにて、M&A及びファイナンシングに係るアドバイザリー業務を担当。顧客企業の最適資本構成や格付けに係る財務アドバイスを通じ、財務課題のソリューション提案を実施。2014年7月、インテグラルに参画した。

プロフィール

写真:山本 礼二郎 氏

山本 礼二郎 氏
代表取締役パートナー
一橋大学経済学部卒業 ペンシルベニア大学ウォートン校MBA ローダー・インスティテュート MA

大学卒業後、三井銀行(現 三井住友銀行)入行。ロンドン駐在中の1990年代に企業買収、MBO、LBOファイナンスを多数手懸け、帰国後は幅広い業種を対象にクロスボーダーM&Aを担った。2000年、ユニゾン・キャピタルに参画するとPE分野における日本の草分けとしてバイアウト・ファンドを成功させ、東ハト、マインマート等への投資に携わる一方で、数々の日本初のスキームにもプリンシパルとして設計・実行に当たった。2004年、佐山展生氏(現インテグラル代表取締役)とともにGCA(現GCAサヴィアン)を設立、取締役パートナーに就任すると、2005年には過去最大のMBO案件であるワールドのMBO非公開化をストラクチャリング。その後、メザニン代表取締役就任を経て、2007年にインテグラルを設立。主な著書に『バイアウト』(共著、日本経済新聞出版社)がある。これまでに神戸大学大学院経営学研究科(MBAスクール)客員教授等経営大学院講師を歴任。

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