三井物産企業投資株式会社(以下「三井物産企業投資」)が、運営する投資事業有限責任組合(以下「組合」)を通じ、株式会社安川電機(以下「安川電機」)より、子会社である安川情報システム株式会社(以下「安川情報システム」)の株式を取得することで合意したと発表。組合による取得金額は約8.2億円、出資比率は約19.9%との事。また、これに伴い三井物産企業投資は安川情報システムとの間で資本業務提携契約を締結した模様。
安川情報システムは1978年に安川電機より分離・独立する形で創立された東証二部上場企業。その事業領域は企業の業務系システムの開発・構築に留まらず、産業用ロボットやモーションコントロール事業でグローバルNo.1のシェアをもつ安川電機の子会社として、通信システムや制御システムにおいても高い技術力を保有している。
安川情報システムは三井物産企業投資との提携により、機械や設備を遠隔で監視・制御する機器間通信などの新規事業分野で協業する模様。三井物産グループが持つ営業網を活用し、製品やサービスの販売につなげていくとの事。三井物産企業投資からは人材面での支援も受ける予定。
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