Bain Capital Partners, LLC(そのグループ会 社を含め、以下「ベインキャピタル」)は、日本風力開発株式会社の発行済みの普通株式及 び新株予約権の全てを公開買付けにより取得することを決定したと発表。
ベインキャピタルが投資助言を行う株式会社 BCJ-23 と、対象会社の代表取締役である塚 脇正幸(以下「塚脇氏」)が夫々50%の議決権を有する、JWD ホールディングス株式会社 が、日本風力開発株式会社の発行済みの普通株式及び新株予約権の全てを取得し、日本風力開発株式会社の普通株式を非公開化する取引(以下「本取引」)の一環として行われる。本取引 は、塚脇氏が買付者として関与するいわゆるマネジメント・バイアウト(MBO)であり、塚脇氏は本 取引後も継続して対象会社の経営にあたることを予定している模様。また、買付け等の価格は 1 株当たり 580 円で、買付 け総額は、最大で約 97 億円程度に上る模様。
日本風力開発株式会社は、風力発電所の開発及び風力発電による売電事業を展開することを目的 として平成 11 年 7 月に設立された。以来日本における風力発電事業のパイオニアとして業界を 牽引しており、国内において多数の風力発電所の開発を自ら実現し、現在国内で風力発電所を運営する事業者の中で No.1 の独立系プレーヤー。現在国内では、温暖化ガス排出量削減の更なる推進や、東日本大震災をきっかけとしたエネルギーの安全性への意識の高まりから、これまで以上に安全かつクリーンな風力発電へのニーズが高まっている。日本風力開発は、積極的に新規の風力発電所の開発に取り組んでおり、 国内の風力発電の普及・拡大を牽引し、日本の最適なエネルギーミックスの実現を推進する重要な役割を担っている。
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