日本産業パートナーズ株式会社(「以下日本産業パートナーズ」)が 中心となり設立する特別目的会社であるケイエムジェイホールディングス2株式会社は、三井金属鉱業株式会社、日本コークス工業株式会社及び 三井化学株式会社(以下総称して「三井グループ」)などが共同で出資している九州三井アルミニウム工業株式会社(以下「九州三井アルミニウム工業」)の全株式の株式譲渡契約を締結した。
九州三井アルミニウム工業は、三井グループによる 1987年のアルミ製錬事業からの撤退に際し、鋳造事業部門を残し1989年に設立しされ、アルミ鋳造事業中心とした事業運営を継続してきた。三井グループは、経営資源の効率的運用を目指して事業の選択と集中を検討する中で、本業との事業関連性が少ないアルミ鋳造関連事業を、新たなパートナーのもとでより機動的、戦略的な事業展開を図ることが、今期からの九州三井アルミニウム工業の新中期経営計画を推進するうえでも望ましいと判断し、国内での投資運用実績が豊富な日本産業パートナーズへの実質的な株主移行を決定した模様。
※当社WEBサイトで公開しているプライベートエクイティ業界ニュースは公表情報をもとに作成しておりますが、正確性・完全性について当社が責任を負うものではありません。