ユニゾン・キャピタル株式会社がアドバイザーを務めるファンド(以下「ユニゾン・キャピタル」)が株式会社LIXIL(以下「LIXIL」)によって、2015年10月1日に新たに設立される新会社「株式会社建デポ」(以下「建デポ」)の議決権の過半数(66%)を取得する事が決定したと発表した。
建デポは、全国64店舗60万会員(2015年7月現在)を有し、業界のリーディングカンパニーとして更なる拡大が期待されるプロユーザー限定の会員制総合建材店「建デポ」を運営する事となる。LIXILでは、「建材設備事業」「住宅・サービス事業」と並んで、「流通・小売り事業」を事業セグメントとして掲げており、2009年よりスタートした、建設に関わる全てのプロユーザーにあらゆる建築資材をワンストップで提供する「建デポ」事業は、毎年業績も拡大し、店舗利益も黒字化を達成している成長事業。
建デポは、代表取締役として 小森哲郎氏を招聘する模様。
小森哲郎氏は、18年間経営コンサルタントとしてマッキンゼー・アンド・カンパニーに勤務、国内外企業の戦略策定、経営改善にあたり1993年同社パートナーに就任。2002年6月株式会社アスキー(現在は株式会社KADOKAWAのグループ)社長に就任し、同社の再建を率い、2006年2月 カネボウ株式会社(現クラシエホールディングス株式会社)の社長に就任し、改革を実行した経験を持つ。
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