J-STAR株式会社(以下「J-STAR」)が管理・運営する J-STAR 二号投資事業有限責任組合が設立するカイロス東京株式会社 (以下「カイロス東京」)は、医療法人社団共済会より有料老人ホーム「ライブクロス」の運営事業、訪問看護事業及び訪問介護事業等を取得したと発表した。
2013年に設立された有料老人ホーム「ライブクロス」は、全50室個室で介護浴槽やミストシャワー等も完備された施設であり、隣接する医療法人社団共済会櫻井病院が訪問診療、訪問看護、訪問介護等のサービスを提供している。
J-STARが管理・運営する J-STAR 二号投資事業有限責任組合の投資先であるナースコール株式会社及びカイロス・アンド・カンパニー株式会社(両社あわせて以下「ナースコールグループ」)は、末期がんやALS等の難病患者のための在宅ホスピス事業を展開している。医療資源が限られる環境下で多死時代を迎える日本において、在宅での「看取り」を実現するためのサービスモデルをそれぞれの地域で構築している先駆的な事業者。
今後、カイロス東京は、ナースコールグループ及び医療法人社団共済会と密接に連携し、有料老人ホーム「ライブクロス」の一部でも在宅ホスピス事業を展開することで地域の医療介護ニーズに対応したビジネスモデルに転換していくとの事。J-STARは、本事業譲渡を契機として、質の高い在宅ホスピスケアの全国レベルでの普及を目指しているナースコールグループの首都圏での事業基盤の構築を支援していく模様。
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