ポラリス・キャピタル・グループ株式会社(以下、「ポラリス」)は、ポラリス第四号投資事業有限責任組合(以下、「ポラリス第四号ファンド」)を2016年12月26日をもって設立したと発表した。
2004年9月のポラリスの設立から13年目を迎え、2004年にポラリス第一号投資事業有限責任組合(出資総額296億円)、2007年にポラリス第二号投資事業有限責任組合(出資総額319億円)(以下、「ポラリス第二号ファンド」)、2012年にはポラリス第三号投資事業有限責任組合(出資総額391億円)(以下、「ポラリス第三号ファンド」)を設立・運用してきた。
現在運用を行なっているポラリス第二号ファンドの回収、及びポラリス第三号ファンドの投資が進捗したことから、ポラリス第四号ファンド設立に向けた資金調達を行い、昨年12月26日付での設立に至ったとの事。
現在の出資約束金額総額は325億円。シンガポール現地法人がアドバイスを行なう海外ファンドも本日付で設立され、ポラリス第四号ファンドと合わせ520億円強のファンド規模となっている模様。
ポラリス第四号ファンドは「日本活性化に資する創業者精神の回帰とビジネスモデルイノベーションの促進」をテーマとしている。潜在的成長力がありながらも周囲を取り巻くしがらみや制約の中で持ち味を発揮できていない日本の中小・中堅企業に対して、スポンサーとして参画することで固有のしがらみを取り除き、企業が更なる進化を遂げるよう創業者精神への回帰を喚起し、ビジネスモデルイノベーションを促進するとの事。
投資対象としては、グローバルに通用する技術・特許を有する製造業(医療関連を含む)、日本市場に強力なブランドや独特の仕組みを確立し、アジア展開のポテンシャルを有する消費財、小売・外食、サービス業を営む国内中堅・中小企業に対し、フォーカスしていく方針。
また、投資後は、ポラリス設立後約12年間で磨き上げた「ハンズオン型」の綿密なモニタリングやバリューアップへの積極関与により付加価値を創造し、投資先企業の企業価値向上に貢献するとの事。
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