CLSAキャピタルパートナーズ(本社:香港)がアドバイザーを務めるSunrise Capital II(以下「サンライズ・キャピタル」)は、株式会社ビーシー・イングス(本社:広島県、代表取締役社長:川隅 学、以下「ビーシー・イングス」)の株式の一部を、ひろしまイノベーション推進投資事業有限責任組合(以下、「ひろしまイノベーションファンド」)に譲渡することを決定した。また、譲渡後、ビーシー・イングスは普通株式の新規発行を行い、ひろしまイノベーションファンドから出資を受け入れる予定。なお、譲渡については2017年11月8日を予定している。
ひろしまイノベーションファンドは、広島県を100%株主とする株式会社ひろしまイノベーション推進機構(本社:広島県、代表取締役社長:尾崎 清、以下「推進機構」)によって運営されている官民ファンド。本譲渡完了後、サンライズ・キャピタルは引き続きビーシー・イングス株式の過半数を保有する予定であり、ビーシー・イングスの創業者であり現在は代表取締役会長を務める田中 弘樹氏も引き続き株式を保有する。ビーシー・イングスは、ひろしまイノベーションファンドから取締役を受け入れる予定ですが、現状の経営体制並びに社名、ブランド名、事業の運営方針などに特段の変更は無い模様。
2016年4月の出資以降、サンライズ・キャピタルは、ビーシー・イングスの新地域展開や新サービス展開を支援してきた。今後は、更なる地域展開に加え、広島地域における保育事業や小学校低学年向けのサービス拡大を予定している。広島県におけるイノベーション創出において優れた知見を有するひろしまイノベーションファンドとともに支援を行うことで、ビーシー・イングスの更なる発展を推進していきたいと考えている。
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