Bain Capital Private Equity(以下「ベインキャピタル」)と株式会社アサツー ディ・ケイ(9747:TSE)(以下「ADK」)は、ベインキャピタルが公開買付けを通じてADK株の87.05%の取得に成功したことをお知らせ致します。これは2017年10月2日に発表した、ベインキャピタルによるADKの非上場化を目的とした普通株式の公開買付けの結果です。
ADKは国内第3位の広告会社であり、広範な顧客基盤を有し、従来の広告代理店としての実績に加えテレビアニメーションをはじめとするコンテンツ・ビジネスを展開してきました。今後、ベインキャピタルとADKは国内外の広告市場の変化に対応すべく、デジタル、データ、コンテンツなど、コアとなる将来の成長分野に積極的に投資していきます。また、顧客に最適なソリューションを提供するため、領域ごとに最適なパートナーと協業・提携するオープンネットワーク型の提携戦略をとってまいります。
買付け期限の2017年12月6日時点で、ADKの普通株式のうち36,233,119株の買付けが行われました。これは全株式の87.05%に相当し、取引完了の最低取得条件であった20,785,200株(50.1%%)を満たしたことを意味します。公開買付け届出書にある通り、買付けに応募したADK株主には、本件取引完了が見込まれる12月13日以降をもって1株当たり3,660円が支払われます。
ベインキャピタルは日本市場に対する深い知識と広範なネットワークに裏打ちされた日本における大きなプレゼンスを有しており、MacromillやBELLSYSTEM24といった企業向けサービスを提供するビジネスの国内およびグローバルな展開を支援してきた実績があります。ベインキャピタルは、ビジネス・オペレーション改善の戦略実施におけるノウハウを提供することで、企業の良きパートナーとなっています。
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