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現職コンサルタントインタビュー

株式会社ボストン・コンサルティング・グループ

先進テクノロジーが次々にビジネスチャンスを創出し、経営そのもののあり方も変えようとしている。
ITプラクティスをテクノロジー・アドバンテージという分野として捉え直し、いち早く対応してきたBCGは、今どのような期待を顧客企業から寄せられているのか?どのような人材が活躍をしているのか?
プリンシパルの山形佳史氏に話を聞いた。

テクノロジーに立脚したプロジェクトを多数担っている山形さんですが、この分野の現況について教えてください

【山形】 企業経営におけるテクノロジーの活用が急速に進む中で、2つの大きな変化が確実に進行しています。
1つは、デジタル領域がより多くの企業にとってトップアジェンダになってきたということです。以前はIT部門が中心となって取り組むトピックでしたが、今はCEOなど経営トップが主導で動いているプロジェクトが増えています。これはグローバルの潮流というだけでなく、日本においても同様で、大企業や成長企業を中心に、デジタル技術の活用が最優先課題になってきているためです。

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2つめは、様々なテクノロジーが、個別テーマとしてではなく、複合的に組み合わさった大きなテーマとして取り組まれるようになってきたことです。少し前までは、ビッグデータの活用やITアーキテクチャーのトランスフォーメーションといったトピックは、個別の案件として扱われていました。しかし今では、先端技術や従来のITといった複数のテクノロジーを活用し、部門横断的に企業活動の様々な局面を繋ぐことで、会社全体としての価値をどう高めていくか、という経営上の大きなテーマとなりつつあります。

少し違う観点で申し上げると、今までは新しく出てくる技術をどう活用していくのか、という目線だったのが、現在は、顧客目線で価値向上を目指すために、いかにテクノロジーを活用するのか、という目線にシフトしているのです。そうした時に、Webインターフェイスを使いやすく変えることでユーザーの満足度向上を図るだけでなく、AI技術を活用して商品やサービスを届けるまでのリードタイムの縮小も実現する、さらに新しいオペレーションに対応するために、関連する業務システムや基幹系システムにもメスを入れていく、というようなことを同時に実行しなければなりません。

そうした潮流の中でBCGはどんなアドバンテージを握っているのでしょうか?

【山形】 まず前提として、私たちはあくまでも「経営コンサルタント」であり、経営者を助けビジネスを変えていくということがミッションです。BCG内にもデジタルやテクノロジーの最先端の知見を有するエキスパートを擁していますが、私たちが行っているのはいわゆる「ITコンサルティング」とは性質が異なります。経営課題の解決をする上でデジタルやテクノロジーの重要性がますます高まっている中、テクノロジーを経営戦略のコアな部分にまでいかに取り込んで成果をあげていくか、ということに取り組んでいるのです。

私たちも日々、様々な技術エキスパートと議論をしていますが、そうした議論の中でも、会社全体の戦略視点を持ちながら技術を活用していく領域にこそ、大きなチャレンジがあることを感じています。戦略コンサルティング会社として豊富な経験を有するBCGだからこそ、経営課題の解決の上で、必要となる技術を効果的に活用し、経営陣が望むビジネス上の成果にしっかりと繋げることが可能なのです。

では、今後特にテクノロジー・アドバンテージの領域で活躍したいと望んでいる人材には、何が必要だとお考えですか?

【山形】 高度な技術上のスキルや専門的な知見をお持ちの方には、是非そういった知見を活用して頂きたいと思っています。加えて、戦略コンサルタントとして活躍するには、「既存のビジネスに変革を起こしたい」「お客様の課題を解決しながら、世の中を変えていくような仕事がしたい」というような意欲を有していることが最も重要です。

AI、データ・サイエンス、ロボティクス、バイオメトリクスなど、未来を変える可能性を握っている技術はたくさんありますが、これらをサービスや商品、あるいは経営上の機能という形に活用し、目に見える変化にしていく存在が不可欠です。企業の抱える課題が複雑化している中、デジタルやテクノロジーの知見を有しつつ、技術と経営を繋ぎ、企業戦略を立案し事業価値を高めていける人材が必要とされているのです。

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また、先進領域の技術だけでなく、従来のITシステムに関する知見を持った方が、それを活かしながら貢献していくことも当然あります。従来のITを含め、テクノロジーの知見を持ちつつ、戦略コンサルタントの目線で企業価値の向上、ひいては世の中をも変えていきたいというような意欲や姿勢を持つ方にBCGにご参加いただきたいと思います。コンサルティングスキルに関しては、戦略コンサルタントとして活躍していく上でもちろん必要ですが、未経験でもこのような意欲を持つ方であれば、入社後の研修や実務を通じて習得していただくことは可能です。

最後にBCGでテクノロジーに携わっていく上での醍醐味について教えてください

【山形】 BCGはトップマネージメントとダイレクトに向き合うことの出来るプロフェッショナルファームです。しかも、トップマネージメントの望む課題解決に対して、特定の技術やツールなどの制約のない中で、ベストの答えを提示していけます。もちろん、目に見える結果が問われる立場ですが、だからこそテクノロジーをビジネスに変換するプロとして成長できます。

また、国内外にAIやアナリティクス等に精通したエキスパートもいるため、最先端の技術や情報に触れることで、自らのテクノロジーの知見を高速で積み上げていくこともできます。こういった環境の中で、戦略とテクノロジーを繋いでクライアントの企業価値を高めることができる、これがBCGのコンサルタントとしての醍醐味だと私は考えています。

プロフィール

写真:平谷 悠美 氏

平谷 悠美 氏
パートナー&マネージング・ディレクター

一橋大学社会学部卒業。同大学大学院社会学研究科修了の後、BCGに入社。BCGの社費留学で、ハーバード大学経営学修士(MBA)取得。多様な戦略案件に携わる中、主に医薬・医療機器業界の企業に向け、中長期戦略、成長戦略新製品上市戦略、PMI、プライシングおよびコストの最適化などを手がけている。

写真:山形 佳史 氏

山形 佳史 氏
プリンシパル

一橋大学を卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社。ITエンジニアやプロジェクト・マネージャー、コンサルタントとして経験を積む。ロンドンへの留学を経て、2012年にBCGに入社。金融、通信、インターネットビジネスなど様々な業界のクライアントに対するテクノロジー×戦略実行のプロジェクトに従事している。
ロンドン・ビジネス・スクール経営学修士(MBA)

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