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アクセンチュア株式会社 アクセンチュア アプライド・インテリジェンスへの転職(求人・中途採用)

デザイン/デジタルコンサルファームインタビュー

アクセンチュア株式会社 アクセンチュア アプライド・インテリジェンス

日々盛り上がりを見せるデータサイエンスの分野。ツールは加速度的に進化していくが、使いこなすのは容易ではない。自社のビジネスに機械学習やAIエンジニアリングをどのように取り入れ、これからのビジネスを飛躍させるかは未だに大きな課題だ。そんなクライアントの悩みを一手に引き受けているのが「Accenture Applied Intelligence」(アクセンチュア アプライド・インテリジェンス、以下AAI)。多くのデータサイエンティストを抱える国内最大級のファームだ。

今回は自身も起業と経営を経験し、豊富なテクノロジーの知見を携えてクライアントの事業課題に向き合うマネジング・ディレクター宮地謙輔氏にAAIで働く醍醐味を聞いた。

分析だけではなく実装、定着化まで一気通貫に手掛けるダイナミズムを感じて

AAIとはどんなチームでしょうか。

【宮地】AAIという組織は、データサイエンスをお客様のビジネス変革に生かすミッションを担っています。「アナリティクス・コンサルタント」、「データサイエンティスト」、「デジタルエンジニア」が在籍しており、チームを組んで仕事をしています。

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アナリティクス・コンサルタントはお客様の事業課題を分析し、データサイエンスでその課題を解決する方法を考える役割です。データサイエンティストはPythonなどを用いて統計・機械学習モデルを構築することが役割です。デジタルエンジニアは、自社・他社のAIエンジンを使い分け、企業の顧客サービス・業務プロセスをAI化するインテグレートを行っています。また、他の全ての役割が活用するデータを適切な品質・タイミングで取り揃え、加工する重要な役割も担っています。

AAIは、現在グローバルで2万人以上のメンバーを有し、データの収集・統合から最新のアルゴリズムを採用したアナリティクス・戦略策定、データを活用した新規ビジネス・サービス開発、プロダクトのローンチまで一気通貫して手掛けています。社内のUX STUDIOやアクセンチュア インタラクティブなど他部署とも臨機応変に連携しています。

改めて、宮地さんのご経歴をお教えください

【宮地】学生時代は堀江貴文さんや村上ファンドなどベンチャー企業が急成長していた時期でした。若手経営者が活躍する様子を見て面白そうだと感じ、早稲田大学4年生の時に公共事業の民間委託を受ける会社を起業しました。以来、Webマーケティングコンサルティング会社など複数の会社を立ち上げました。

31歳の時、我流ではなくもっと大きなマーケットで勝負してみようと思い、外資会計系のコンサルティングファームへと転職しました。当時はまだAIやアナリティクスという言葉も一般的ではなかったものの、データを活用したコンサルティングにコンサルタントとしての勝ち目を見つけ、仲間とともにチームを立ち上げました。すると次第に案件も増えていきました。

その後、次のコンサルティングファームでもデータサイエンスチームの立ち上げに関わり、統計解析や機械学習などを用いたコンサルティングに従事した後、2018年にアクセンチュアに入社しました。

ご自身で起業を経験され、様々なコンサルティングを渡り歩いてきた宮地さんから見た、アクセンチュア、中でもAAIの魅力とはなんでしょうか?

【宮地】大きくは2つあると思っています。1つは仕事の範囲です。たまたまかもしれませんが、僕がアクセンチュアに来る前はお客様からの要望に対してモデルを構築するところまでの仕事が多かったのです。そうすると統計解析・モデリングまでしか関われないことが多く、実際に現場に展開して効果を出すところまで見ることができないと感じていました。様々なプロジェクトに関わるうち、もっと本質的な課題解決や事業貢献をしていきたいという気持ちが強くなっていきました。

アクセンチュアなら、最終的なアウトプットを形にできるトップクラスのUX・UIデザイナー、その他業務システムのインテグレーター等、エンド・ツー・エンドでバリューを提供するために必要な専門家が社内にそろっています。僕たちAAIが作ったモデルやAIを、エンジニアが業務システムやアプリケーションなど最適なアウトプットに落とし込む。お客様の要望に、一気通貫して応えられるところが魅力です。

2つ目は仕事のテーマの幅ですね。

アクセンチュアは、会社全体として4~5年前からデジタル化推進コンサルティングに舵を切っていて、多くのプロジェクトが、デジタル化を前提としたものとなっています。戦略プロジェクトであっても、レガシーなシステム構築であっても、会社全体でデジタルを出口にしようとしています。必然的にデータを扱う私たちの部門には、様々なプロジェクトを下支えすることが求められています。

AAIの魅力は業界にとらわれず、あらゆるデータを扱うことができるところです。採用しているテクノロジーも多岐に渡ります。扱う技術や仕事の幅を広げたい方にとって、最適な環境だと思います。

私の場合は、最終的に執行役員の立花(良範 デジタルコンサルティング本部 統括本部長)と保科(学世 デジタルコンサルティング本部 アクセンチュア アプライド・インテリジェンス日本統括)の話を聞いて、入社することを決めました。

なるほど、立花さん、保科さんのお話を聞いて、どこに最も心を動かされましたか

まずデジタルビジネスやAI・データサイエンスに関する大局観を持っているところ。そして「プリンシパル」というキャリアを選択できるところです。

今、確かにAIを活用したビジネスは大きな盛り上がりを見せています。しかしこれから先、この盛り上がりがどうなっていくかはまだわかりません。長期的な目線でマーケットの行方を見定める客観的な目線も必要だと感じていました。立花も保科も、AIやデータサイエンスビジネスのこれからについて一手も二手も先を読んだ上で事業展開しているところに先見の明を感じ、とても興味深いと感じました。

もう一つ魅力的だと感じたのは、「プリンシパル」というキャリアです。アクセンチュアにコンサルタントやエンジニアのキャリアがあることはよく知られていると思いますが、プリンシパルは自身が究めている専門領域のエキスパートとして、社内外に向けてビジネスや技術の動向について発信したり、最先端の知見やノウハウを活かして革新的なアイデアを示したりするポジションです。

私の転職後に知人のエンジニアもアクセンチュアに入社していますが、社員一人ひとりが安心して長期的なキャリアプランを描ける制度があるのは、アクセンチュアならではの特徴でしょう。

エンジニアドリブンな組織づくり
いつでもあらゆる業種の最新データに触れられる醍醐味

コンサルティングを長くご経験されていますが、事業会社に転職しようというお考えはありませんでしたか

【宮地】その時は無かったですね。確かに1社目のコンサルティングファームから2社目のコンサルティングファームへ転職する時は、tech系のメガベンチャーへの転職を検討したこともありました。しかし現段階では様々な企業の事業課題に幅広く携わるためには、コンサルティング会社がベストだと考えています。

コンサルティングファームでデータサイエンスに関わる面白さとは、「様々な企業のデータに向き合える」ことに尽きます。言い換えれば、常にビジネスの最前線で扱われているリアルなデータに触れられるということです。お客様の事業課題も、会計もあれば法務もありますし、物を運ぶこともあれば、倉庫の立地の最適化まであらゆる領域に及びます。現場で取得された最新の幅広いデータに触れ続けられることは、コンサルタントにとっても、データサイエンティストにとっても魅力的な環境です。

実際に入社された方は、どのようなプロセスでプロジェクトにアサインされますか

【宮地】AAIのアサインプロセスの特徴は、「その人だからできることを任せる」という点です。これは様々なコンサルティングファームを経験してきた私から見ても驚くところで、透明性が高いと感じます。

プロジェクトは3人で3カ月間とスピーディに行うものから、ジョイントベンチャーを組んで100人で3年かけて行うものまで多岐に渡ります。個人としても業務の20%はお客様先に常駐し、その他は別のプロジェクトに関わるという働き方も可能です。

AAIでは「このプロジェクトに10人集まって欲しい」とオーダーをかけると、オーダーをかける側ではなく、参画する側の各メンバーが「参画したい順」に順位をつけていきます。最終的にはビジネスの優先度も加味して配属先を確定するものの、社内でも「AAIはなぜこれほどメンバー一人ひとりの気持ちを大切にできるんだ」と驚かれるくらい徹底したエンジニアドリブンの組織づくりをしています。

他社から転職してきたAAIのメンバーが口をそろえて言うのは、「AAIは社員一人ひとりのキャリアを丁寧に考えて尊重してくれる組織だ」ということです。入社希望者と話をすると、「こんな上司の下で働いてみたい」と言ってくださる方も多く、技術力を持つ方が働きやすい環境なのではないかと思います。

ビジネス、データサイエンス、プロダクトの開発に全方位的に精通したエキスパートを求めて

どんな人材と働きたいですか?

【宮地】ビジネス、データ解析、プロダクトの開発・ローンチまで広い領域をカバーする人、もしくはAAIのドメインの中で特定の領域に特化して極めていく気概がある人が良いですね。

アナリティクス・コンサルタントなら、お客様の事業課題を整理し、データサイエンスやAIエンジニアリングの設計を行い、プロダクトの開発部門に業務課題を橋渡しできる人が向いています。データサイエンティストなら、事業会社のデータアナリティクス部門にいた堀越のような人間がまさに理想的です。

理想だけを言えば、アルゴリズム、AIエンジン、データサイエンスなど専門領域のエキスパートでありながらも、専門領域にとらわれず、どんどん越境して勉強していく人が望ましいですね。様々な分野の知識をインテグレートして、トータルで新規性の高いものをつくることを目指している人が良いでしょう。

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AI・アナリティクス分野は、これからも世の中に必要とされるはずですが、コンサルティング会社のビジネスとしては、永遠に同様の形で盛り上がり続けるかは不透明です。一度隆盛を極めた技術もすぐに自動化され、次の新しい技術に取って替わられてしまいます。各種言語のライブラリも日増しに充実し、どんどん書きやすい言語へと進化しているのはご存知の通りです。

トレンドの技術動向はしっかりキャッチアップしながらも、それをディスラプトして、これから新しく盛り上がっていくであろう新しい技術やビジネスを探索し、貪欲に取り入れていく方と働きたいですね。

社内ではどのようなキャリアの方がご活躍されていますか?

【宮地】同業のコンサルティングファーム出身者はもちろん、シンクタンクやデータプロバイダー、大手SIer、事業会社など多種多様な経歴の持ち主が活躍しています。事業会社でも、大手電機メーカーやエネルギー会社、あるいは堀越のように複合機のメーカーにいた人など様々です。自社の顧客データやSCM(サプライチェーンマネジメント)データ、プロダクトの稼働状況データなど、自社が有する膨大なデータをビジネスに活かし、分析して事業への貢献へ繋げてきた人が活躍しています。

これから先、入社した人がグローバルのプロジェクトにアサインされることもありますか?

現在、アクセンチュアの米シアトルオフィスでは、世界的データサイエンティストである工藤(卓哉 Accenture USA Data Science Center of Excellence グローバル統括 兼 ARISE analytics 取締役 Chief Science Officer)が活躍しています。

工藤が中心となって、日本のメンバーがアメリカやヨーロッパなどグローバルのプロジェクトに関われるよう準備をしているところです。充分なスキルと経験値、そしてモチベーションのある方には、グローバルで活躍できる舞台をご用意したいと考えています。

これからのAAIのビジョンについてお教えください

【宮地】先ほど申し上げた通り、課題に対する解決方法は日々進化します。統計学を駆使してアルゴリズムエンジニアがテーラーメードでプログラムを書くこともあれば、わざわざ作らなくともすでにベストプラクティスとして出来上がった自社ソリューションで事足りることもあるでしょう。あるいは外部のスタートアップの製品が最適なこともあるでしょう。

我々はプロダクトベンダーではなくコンサルティングファームなので、お客様の課題を解決していくことにコミットしていくことは変わりません。そのための手段としてジョイントベンチャーを立ち上げたり、自社のAIプラットフォームを開発したりもしますが、手段と目的が入れ替わることはありません。

しばらくの間はデータサイエンスの基盤を持ちながら、あらゆる業界でイノベーションとAIエンジニアリングの創出に努めていきます。また、「AI POWEREDサービス」という独自のAIプラットフォームを活用したAIサービスのように、多角的なソリューションも開発していきたいですね。

プロフィール

写真:宮地 謙輔 氏

宮地 謙輔 氏
デジタルコンサルティング本部 アクセンチュア アプライド・インテリジェンス マネジング・ディレクター

早稲田大学在学中からWebマーケティング会社など複数のベンチャー企業を創業。企業経営に携わった後、30代で外資系コンサルティングファームへ。2社のコンサルティングファームでデジタルアナリティクスを経験した後、2018年アクセンチュア入社。

写真:堀越 真映 氏

堀越 真映 氏
デジタルコンサルティング本部 アクセンチュア アプライド・インテリジェンス シニア・プリンシパル

大学院で情報処理や機械学習のモデリングなどを研究後、新卒で大手複合機メーカーに入社。海外向け技術サポートや自社プロダクトのデータ解析に関わった後、2016年アクセンチュア入社。pandasやRなどのOSSコミッターとしても活躍。

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