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コロナ禍でも活況なプロフェッショナル転職市場

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こんにちは、キャリアインキュベーション藤墳です。
コロナでどうなることかと思ったオリンピックも、蓋を開けてみると日本人選手のメダルラッシュに元気づけられている人が多いのではないでしょうか。
オリンピックの為に全てを捧げて鍛錬してきた選手達。日々の成果を出しきってメダルを獲れた人も、オリンピックの魔物に襲われ力を出し切れなかった人も、どちらも感動を与えてくれます。競技後の選手のインタビューからは、"コロナ禍でもオリンピックを開催して頂いたお陰です、有難うございます!"と国民への感謝の気持ち、今まで支援してくれた方々への感謝の気持ちで溢れていて、コロナに負けないプロフェッショナル達に尊敬の念を抱かずにはいられません。

今回は私が日々サポートしている、ビジネス界プロフェッショナル転職市場、特に戦略ファームへ転職する方、戦略ファームを卒業する方の転職マーケットについてお話したいと思います。

コンサルティングファームへの転職マーケット

"コロナ禍でコンサルティングファームは採用を控え目にしているのではないでしょうか"と転職相談にきた候補者の方からよく聞かれるのですが、断言します。"全く違います!"と。
確かに2020年3月コロナが始まった頃から半年位は、どのコンサルティングファームも採用は様子見でした。特に欧米が先にコロナ打撃を受けた為、外資系ファームは本国の影響で勝手に日本だけ人員を増やせず、足踏みせねばならぬ状況もあったと思います。
考え見れば当然ですよね。急に得体の知れないウィルスでとにかく感染力強く、特効薬もない。緊急事態で外に出るな、と言われたら世の中のビジネスがスローになって、クライアントからのプロジェクト発注も、コロナが落ち着いたら、、とスタート時期が先延ばしになったものが多かったと某外資戦略ファームのパートナーもおっしゃってました。

でも、コロナは終わりません。それを見越したコンサルティングファームはリモートでもプロジェクトを推進する術を磨きあげ、今ではコロナ前より忙しいのでは?!という状況に。
某ファーム方は、最初から最後まで一度もリアルでクライアントに会うことなくプロジェクトが終わったと、今まで常駐したり、足蹴に通ってミーティングしてたのに、、と苦笑されていました。

クライアントである事業会社も、Withコロナを受け入れ、コロナだからこそ将来に備えて、次の一手に投じたい、ビジネスの抜本的見直しをしたい、と積極的にコンサルティングファームへ相談することが増えたからです。"DX推進"と名乗れば何でも売れると揶揄されたのも、コロナで従来のビジネスモデルのままでは顧客接点だの、働き方だの大きく変化してしまって、既にもう回らないからでしょう。でも自分達だけでは変革は難しい。そうです、ビジネス環境が変わり、企業にとって大きな変化が必須な時こそ、火事場の火消しじゃないですが、コンサルティングファームへの依頼は活況なのです。

クライアントからの相談が増えれば、プロジェクトは増え、コンサルタントが足りなくなりす。冒頭に申し上げたように、昨年前半はコロナの様子見で採用を控えていたこともあり、足りない状況は拍車をかけ、今は本当にコンサルティングファームの採用市場は活況です。コロナ禍だからこそコンサルティングファームが活況なのは、プロフェッショナルとしてクライアントの窮地を救う職務なのですから当然ではないでしょうか。

ポスト戦略コンサルの転職マーケット

最近は、戦略ファームへご入社をご支援した方の次のキャリアのご相談も多く、卒業後の転職支援に注力しております。

以前ブログでご紹介しましたがポスト戦略コンサルはどの業界からも引っ張りだこです。同業のコンサルティングファームはもちろん、PEファンドの投資担当(若手の場合)やバリューアップチーム(マネジャー以上)、ファンド投資先のトランスフォーメーションを担うプロフェッショナル領域でも、彼らのスキルは高く評価されています。

次のキャリアのご希望で、"将来CxO人材になりたい""経営に近い場で腕を振るいたい!"という方が多くいらっしゃいます。将来、本気で経営人材を目指されるなら、それなりの修羅場経験も必要です。そこでお薦めなのが、ファンド投資先のトランスフォーメーションの中核となるCTO,CSO,COOなど経営企画系のポジションです。
投資直後の抜本的な構造改革からExitに向けた成長戦略まで、短期間で一気に経験できます。まだミッド、スモールキャップの投資先が多いので、このポジションで入れば、会社全体を把握でき経営視点も身に付きます。勿論ファンドからのモニタリングはありますが、企業価値向上という同じゴールに向けてファクトベースで議論し改革が進められるのはプラスですし、ご自身の実績もファンドのトラックレコードとしてクリアに証明されます。
まさに取材させて頂いたベインキャピタルの投資先CSOの西本さんのキャリアは、良いロールモデルではないでしょうか。

PE業界はコロナで投資が活況になっていますので、投資先のオープンポジションは各PEから毎日アップデートされる位に続々でてきています。タイミングもありますが、今なら掘り出し物!が見つかるかもしれません。

投資先の経営支援に関わるという意味では、ファンドのバリューアップチームもあります。これはファンド側に所属し、ディールクローズ前から関り、投資直後に経営人材として乗り込み100日プランなど火事場を担いバリューアップの道筋を立て、その後は後継者となる投資先の経営メンバーを採用し去っていくプロフェショナルです。どのファンドにもある訳ではございませんが、投資実績が多いファンドだと、戦略ファームのプリンシパルやパートナークラスをバリューアップチームとして抱えています。
また某外資ファンドではCTOプログラムやPMOを立ち上げ、最初はファンドに籍を置きつつも、半年後位で、投資先の経営人材として転籍させるようなケースもでてきています。その場合は、投資先にコミットしてExitまでその事業会社のトランスフォーメーションの責任を担いますので、将来経営人材になりたい方には、よりリアルな事業経営の経験が積める魅力的なポジションだと思います。

最後に、経営共創基盤(IGPI)の投資会社である、日本共創プラットフォーム(JPiX)の創業メンバー募集のご案内をさせてください。

IGPI代表の冨山氏が、All Japanを掲げ、今後の日本の為に、企業価値向上、地域経済の活性化に貢献する為に立ち上げられた投資会社です。PEファンドと違いは、自己資本投資なので投資期間の制限はありません。故にExit前提ではないため長期に所有し、投資先の経営人材になれることが魅力です。今が立ち上げ期なので、一緒に組織を立ち上げていく醍醐味もあるかと思います。
詳細は以下ご参照ください。
https://www.careerinq.com/jobinfo/company.shtml?Id=11142

おまけ、オリンピックのプロフェッショナル達

オリンピックをかなり楽しんでおりますが、北京から13年ぶりにオリンピック種目に今回復活したソフトボールの決勝戦では、日本人選手からもアメリカ人選手からも並々ならぬソフトボールへの想いが伝わってきました。チームの為に、上野投手の為に、監督の為に、そしてソフトボールの為に!と、一丸となることで両者ファインプレーも続出し、プロフェッショナルな個が集まって強いチームとして奇跡を起こす瞬間を目にして、本当に心揺さぶられました。

と、、オリンピックの感動話は尽きないのですが(笑)、改めてプロフェッショナルな方々へ敬意を抱きつつ、、、ビジネス界のプロフェッショナルのキャリア支援に注力して参りたいと思います。

▼コンサルティング業界に転職をお考えの方の個別相談会
https://www.careerinq.com/seminar/detail/9145.shtml

(藤墳)

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