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東京2020オリンピック観戦チケット、当選しましたか? ~オリンピックから紐解く官公庁・パブリック領域のコンサルティングのお話~

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こんにちは。
コンサルティング業界担当の大谷です。

いよいよ2019年も終わりに近づきましたね。
今年の漢字は「令」に決まりました。
令和元年、平成が終わり新しい時代の幕開け。
災害による甚大な被害、国内外の政治や企業のニュース、消費税10%、スポーツで生まれた新記録、ノーベベル賞受賞、などなど挙げたらきりがありませんが、本当に多くの出来事があった1年だなと振り返っています。

新語・流行語大賞は「ONE TEAM」!
ラグビーワールドカップ2019、最初はルールもわからず、ポジション名もわからず、、、
なんとなく見ていたテレビ観戦が、いつのまにか本気で応援していました。
7か国15人の海外選手を含む31人で史上初の決勝トーナメント進出、偉業を成し遂げた日本代表の活躍には私も勇気と感動をもらいましたし、なんとなくコンサルティングファームのコンサルワークにも重ねて見てしまいました。

そして、来年2020年は待ちに待ったオリンピックイヤー。
「お・も・て・な・し」の五輪スピーチが行われたのは2013年9月のこと。
東京都が立候補したのは2011年4月、実に10年近い年月がかかっています。
更に遡れば、2016年リオで開催された夏季オリンピック、東京は投票で敗れているため、オリンピックにかかる準備の年月を、すべてトータルで見れば、一体どれだけの時間とお金が・・・かかっていたのでしょうか。

前置きが長くなってしまいましたが(それだけ2019年は振り返ることが多かったということですね!)
今回は、オリンピックをはじめとするコンサルティングファームの官公庁・パブリック領域についてお話したいと思います。

オリンピックにコンサルファームは関係があるのか?まずは公式サイトから確認。

一般に公開されているWebページから、情報を見て行きたいと思います。
こちらは、東京2020オリンピックの公式サイトです。
https://tokyo2020.org/jp/

オリンピックにはスポンサーという形で様々な業種の企業が名を連ねています。
https://tokyo2020.org/jp/organising-committee/marketing/sponsors/

その中には、2つのコンサルファームの名前が見つかりました。(2019年12月13日時点の検索結果)

株式会社ボストン・コンサルティング・グループとの東京2020スポンサーシップ契約について

https://tokyo2020.org/jp/news/sponsor/20191115-01.html

読み進めていくと、森会長コメントには
「かねてよりBCG Japanにチケットプライシングにおける戦略策定、ロードマップ構築において多大なるお力添えをいただいております。」
といった内容があります。具体的に何をしているのかは読み取れませんが、チケットプライシングに関して、何らかBCGが支援したのではないかと推察します。

EY Japan株式会社との東京2020スポンサーシップ契約について

https://tokyo2020.org/jp/news/sponsor/20191028-02.html

こちらも、森会長のコメントには
「会計監査、税務、プロジェクトマネジメントのプロフェッショナルサービスをご提供いただいております。」
とのいった内容があります。BCG同様に、具体的には読み取れませんが、何らかサービス提供しているのではと推察します。

外資ファームだけではない?各社の取り組みについて確認。

各ファームのHPを見てみれば、官公庁・パブリック領域の紹介ページがあります。
ここではすべてのご紹介は難しいため、代表的な大手総合ファームのみをピックアップしてみました。

(五十音順)
アクセンチュア
アビームコンサルティング
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング
KPMGコンサルティング
デロイトトーマツコンサルティング
PwCコンサルティング

それぞれ、"公開できる" 案件や情報はしっかり記載されていますので、
「なるほど、このファームは●●省庁関連の案件は公開されてるんだな」など、情報を読み取って比較してみて頂ければと思います。
基本的に、公示案件は公開されているものですので、各省庁や団体のHPから検索することで、分かる情報も多々あります。

さて、検索してみて、東京オリンピック関連の情報は・・・ありましたでしょうか?

ちなみに、アクセンチュアでは2016年のリオ五輪の準備において、空港のデジタルトランスフォーメーションのPJがあったようです。
https://www.accenture.com/jp-ja/success-riogaleao-airport-olympics-connected-travel

デロイトトーマツコンサルティングには「ナレッジ」として企業にとってのどのような大会になるのか、記事が掲載されていました。
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/operations/articles/crm/tokyo2020-01.html

三菱UFJリサーチ&コンサルティング の 日本2020戦略室 という資料には、過去の受託案件も記載されています。
https://www.murc.jp/uploads/2014/08/olypara_service_2020senryaku.pdf

公開されていない案件はあるのか?

日々、現役コンサルタントの方々と情報交換をしている中では、オリンピックの話題になると、やはり様々な案件がありインターネット上に公開されていないものもあるようです。
開催までの準備だけでなく、当日運営も含めたプロジェクトマネジャーのような役割もあったりするのかな?
と個人的には想像(妄想)しています。

案件の受注・失注という点では、まさしく各ファームは競合になるわけですが、コンサルファームに限らず、多くの企業、多くのボランティア等が協力して開催するオリンピック。
日本そして東京が一丸となって、これぞ「ONE TEAM」! と言える素敵な東京オリンピックにしたいですね!

12月18日は、オリンピック観戦チケットの第2次抽選販売、の結果発表!!
第1次は応募しなかったのですが、前回の当選・落選の盛り上がりに押され、ついつい申し込んでしまいました。。。
果たして当たっているのか!? ドキドキです・・・

以上、今回は官公庁・パブリック領域のお話でした。
こちらの領域以外も、最新トレンドはしっかり掴んで、皆様に情報お伝えできればと思っております。
ご転職に限らず、お気軽にご相談くださいませ。

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https://www.careerinq.com/seminar/detail/9145.shtml

大谷

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