5月8日に総合商社大手5社の2017年度通期決算が出そろい、資源回復と非資源の成長から過去最高レベルの純利益を計上。
同時に来期予測を発表し、全社が今期を更に上回る純利益予想とした。
今後も環境変化(新興国景気や中国リスク等)の影響を受けにくい「非資源」が中期成長戦略のカギとなりそうだ。
三菱商事
2018年3月期(2017年度実績)の連結純利益5602億円(前年比1199億円の増益)と過去最高。
資源回復と同時に、非資源(自動車など機械、サケマス養殖など生活産業)が続伸。
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2018/html/0000034563.html
三井物産
2018年3月期の連結純利益4185億円(前年比1123億円の増益)と大きく伸びた。
資源・エネルギーと鉄鋼製品、機械インフラが好調。
https://www.mitsui.com/jp/ja/ir/library/meeting/2018/index.html
伊藤忠商事
2018年3月期の連結純利益4003億円(前年比481億円の増益)と2年連続の過去最高益。
一過性損失があった繊維を除き、全セグメントで前期比増益と力強い。
https://www.itochu.co.jp/ja/ir/financial_statements/2018/index.html
住友商事
2018年3月期の連結純利益3085億円(前年比1376億円の増益)と過去最高。
資源、北米鋼管、海外電力案件や不動産が好調。
https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/ir/report
丸紅
2018年3月期の連結純利益2113億円(前年比559億円の増益)と過去最高。
エネルギー、化学品、航空機など伸びた。
https://www.marubeni.com/jp/news/2018/release/00017.html
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(阿部)