ヘルスケア業界研究

ヘルスケア業界各社の状況:【医療機器】編

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ヘルスケア業界各社の状況:【医療機器】編

日系医療機器
1.オリンパス(http://www.olympus.co.jp/jp/medical/

【概要】 売上約8000億円、世界に124の子会社を持つ。売り上げの約80%が医療事業。1950年世界で初めて実用的な胃カメラを開発した。その後もファイバースコープ付き胃カメラを製品化するなど最先端機器を開発し続けている。「早期診断」と「低侵襲治療」を掲げ患者のQOLの向上に努めている。事業領域は消化器内視鏡・処置具、外科領域。

2.テルモ(http://www.terumo.co.jp/

【概要】 1921年創業の医療用機器メーカー。売上約6000億円、従業員数約5100名、連結子会社は100社を誇り、世界23の国と地域で生産拠点を持つ。世界初のホローファイバー型人工肺や、日本初の各種使い切り医療機器などを、世界160カ国以上で提供している。現在3つの社内カンパニー制度で事業を展開している。①心臓血管カンパニーはカテーテルによる血管内治療領域と、心臓血管外科手術の領域。②ホスピタルカンパニーは病室や患者さんの自宅などで危機と薬品をシステムで提供するビジネス。点滴の投与システムなど。③血液システムカンパニーは血液に病気を持つ患者さんのための医療システムを提供している。

3.ニプロ(https://www.nipro.co.jp/

【概要】 本社を大阪に置くヘルスケア企業。売上約3666億円、連結従業員数約2万9000名。3事業を行っている。医療機器事業では透析関連、人口臓器関連の機器を中心とした様々な医療機器を提供。医薬事業では注射剤、経口剤、外用剤など多彩な医薬品を手掛けている。ファーマパッケージング事業ではガラスを中心とした素材と部材を提供している。近年順調に売り上げが拡大している。近年はユニチカの検査薬事業、グッドマンの営業部門(バスキュラー事業)、ネクスメッド・トランソニックを買収し整形領域等事業拡大を図っている。

4.シスメックス(http://www.sysmex.co.jp/

【概要】 神戸に本社を置くヘルスケア企業。売上約3000億円、連結従業員数約7450名、世界190か国に製品を供給している。血液検査、尿検査、免疫検査に強みを持つ。血液検査のヘマトロジー領域では世界№1である。

5.日本光電工業(http://www.nihonkohden.co.jp/

【概要】 951年設立。連結売上約1787億円、グループ従業員数約5100名。計測機器、検査機器、治療機器等の医用電子機器および関連したシステム・消耗品類の開発からコンサルティングまでをトータルで提供している。医療に国境はない、という信念のもと、医療ニーズや特性を見極め120か国以上の国や地域への輸出を行っている。

外資系医療機器
1.ジョンソン&ジョンソン(https://www.jnj.co.jp/

【概要】 1886年に創業され125年を越える歴史を持つ。「我が信条(Our Credo)」はあまりにも有名であり世界から尊敬を集めている。事業をヘルスケアビジネスに特化しており、コンシューマー、メディカル、ビジョンケアの3つのカンパニー制を敷いている。コンシューマーは、バンドエイド、スキンケア製品など。。メディカルは、外科手術関連(エチコン)、心臓・末梢血管関連(バイオセンス・ウェブスター)、整形外科(トラウマ & ジョイント リコンストラクション)・脳神経外科関連(セレノベア)の各事業部が存在。ビジョンケアはアキュビューをメインとしたコンタクトレンズを取り扱う。医薬品はヤンセンファーマという別会社で事業を運営。カンパニー、事業部間の人的交流もある。

2.GEヘルスケアジャパン(http://www3.gehealthcare.co.jp/

【概要】 日本への医療用機器事業の参入は1982年。横河電機との合弁で横河メディカルシステムズとしてスタートした。その後GE横河メディカルシステムズとなり、その後合併を行い現在はGEヘルスケア・ジャパンとなっている。MRI、CT、超音波診断装置など医用画像診断装置が有名。また、日野市にある同社の日本製造工場はヘルスケア業界では珍しいブリリアントファクトリーに認証されている。

3.メドトロニック(http://www.medtronic.com/jp-jp/

【概要】 米国に本社を置くグローバル医療機械の会社。2015年にコヴィデンを買収投合した。1950年代に世界初の電池式心臓ペースメーカー、1960年代後半に世界初の植込型心臓ペースメーカーを開発した。ペースメーカーでは圧倒的なシェアを持っている。また、狭心症、心筋梗塞といった虚血性心疾患及び末梢動脈疾患等の治療のためのカテーテル、糖尿病患者向けのインスリン投与デバイスの開発、その他疾患のステントなどの研究・開発・製造・販売を行っている。

4.シーメンス(https://www.healthcare.siemens.co.jp/healthcare-company-profile/about

【概要】 ドイツに本社置く総合テクノロジー企業(エネルギー、インダストリー、他)のヘルスケアカンパニー。世界でも屈指のグローバルヘルスケア企業として、画像診断装置から体外診断薬・機器事業、遺伝子検査、治療システムまで、ポートフォリオを拡大し続けている。さらに病院経営、コンサルティングやITサービスまでサービス範囲を広げている。日本では2015年にヘルスケアとそれ以外に分社し、ヘルスケア企業としてより顧客にフォーカスできる体制を構築した。

5.ストライカー(https://www.stryker.com/jp/ja/index.html

【概要】 整形外科医であったストライカー氏が米国で創業。整形外科、外科、脳外科、耳鼻科、口腔外科、形成外科、泌尿器科等、様々な診療科目で使用される医療機器を取り扱っており、製品は、人工膝関節、人工股関節、人工肩関節、骨セメント、脊椎および脳血管関連のインプラント製品を始め、内視鏡やインストルメント等の手術室関連商品、ベッド・ストレッチャ-など多岐に渡る。日本では松本医科器械に資本参加しその後統合した。2020年に働き甲斐のある会社Glate Place To Work ベストカンパニーに3年連続で選出されている。

6.ヴェクトンディッキンゾン(http://www.bdj.co.jp/

【概要】 1897年にベクトン氏とディッキンソン氏が米国で創業。1971年に日本に上陸。当初は細胞培養用の培地の製造販売、その後ライフサイエンス関連の研究資材、血液検査用各種装置・診断キット、採血管等の検体採取関連製品、カテーテル等の輸液関連製品、注射針、プレフィルドシリンジ等が製品群。フォーチュンの選ぶ「世界を変える企業2019」にも選ばれる等、国際的な評価も得ている。

7.ボストンサイエンティック(http://www.bostonscientific.com/jp-JP/home.html

【概要】 1979年に米国で設立された医療機器メーカー。世界100ヶ国以上に製品を提供。研究・開発への投資は年間10億ドル規模にも及び、取得した特許は15000件超。13000種以上の製品を取り扱い、その75%以上でTOP3以内のマーケットシェア(売上)を獲得している。インターベンション(低侵襲・患者の身体に負担を与えにくい手術の方法)機器であるステントやカテーテルの研究・開発・製造・販売を行っており、狭心症や心筋梗塞などの心血管疾患や不整脈の診断・治療に用いる製品の最先端企業。

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