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画像:株式会社 日立コンサルティング

現職コンサルタントインタビュー

株式会社 日立コンサルティング

日立コンサルティングが2012年にスタートさせた社会イノベーション&インキュベーション本部は、様々な社会問題に正面から向き合う姿勢によって、独自の成果を上げ始めている。そんな中、とりわけエネルギー関連の取り組みが内外で急速に形になろうとしている。
多くのコンサルティングファームも注力の度合いを強める中、 社会イノベーション&インキュベーション本部もまた人員の拡大と強化を進めている。
そこで、スマートシティなどのプロジェクトで実績を重ね、優位性を示してきた日立コンサルティングが今求めている人材像について、ディレクターの滝口氏に話を聞いた。

エネルギーに関わる新しいプロジェクトが次々と本格化して、ホットな状況を迎えているということですが、どのような経緯があったのでしょうか?

【滝口】今現在、エネルギー領域がにぎやかになっている直接の原因は、2016年から始まる電力の小売り自由化だといえます。これまでエネルギーを供給してきた大手電力会社には、様々な局面で変革が求められますし、自由化された市場に外部から参入しようという企業も多数あります。そうした中で、具体的なプロジェクトが複数立ち上がり、2016年あるいは2017年あたりをめどに、事業をスタートさせようとしている。そのため、エネルギー関連産業のみならず、多くのコンサルティングファームも活発に動き出しているのです。

コンサルティングファームが担う役割はどのようなものなのでしょう?

【滝口】電力自由化についての議論は10年以上前から行われてきましたが、東日本大震災を機に各方面の意識も変わり、急速に現実的なものとなっていきました。その結果「今後は原子力に頼れない。再生可能エネルギーだ」という声をよく聞くと思うのですが、太陽光発電など、再生可能エネルギーの大部分は技術面でも発展途上の段階。

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どうすれば既存系統に悪影響を及ぼすことなく安定供給できるか、どうすれば天候等に左右されずに安価提供できるか、といった課題の解決をしていかなければいけません 。新しいエネルギーの扱いについては法令や制度面もこれから整えていく必要があります。そうした流動的な状況下で、自由化が行われます。

エネルギー事業に初めて参画する企業もある中で、ビジネスを成功させるには誰が何をすべきか考えなければいけない。つまり、技術的にも社会的にも実情をつぶさに掌握し、適切な方向性を示していく存在が必要ということ。コンサルタントが果たすべき役割の多くは、そうした部分になってきます。

個々のコンサルタントに問われる資質についてはどうでしょうか? エネルギー産業のコンサルティング案件経験者となると、非常に限られていると思うのですが......

【滝口】おっしゃる通りです。エネルギー産業について専門性や実績を持つコンサルタントの数はごく限られていますので、今は各ファームがその争奪戦をしていますし、これまでエネルギー会社にいたかたで、将来的にコンサルタントとしての活躍を目指していたようなかたも引く手あまたのはずです。もちろん日立コンサルティングでも、そのようなかたを熱望していますが、その一方で経験値の有無に固執しない発想も持っています。

今では私もエネルギー関連案件の経験者ですが、そんな私自身、前職で初めてエネルギーのプロジェクトに参画した頃は何もわかっていませんでした。そもそもコンサルタントというのは未経験領域の課題解決においても、猛スピードでキャッチアップして答えを出していくプロですから、その素養が高ければ今からでも十分間に合います。

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我々社会イノベーション&インキュベーション本部にはエネルギーチームだけでなく、スマートシティに取り組むチームもあります。エネルギー分野で成果を上げてきたエキスパートが多数いますし、日立グループにはまさにその道のプロが揃っていて、我々と密接につながっています。これからキャッチアップしようという人にとっては理想的な環境だと胸を張って言えます。

加えて、今のこのホットな状況で望まれているのは、エネルギー領域に通じている者ばかりではない、ということも理解してほしいと思います。

例えば私は以前、通信の自由化が行われた時期に関連プロジェクトに携わった経験があります。その時にも新規参入などホットなムーブメントは起こりましたが、同時に社会が大きく変わる上での混乱もありました。その時の経験が今役立っているんです。世の中の仕組みや取り決めが変わる時には、思わぬ局面で想定外の問題が発生するもの。まさしくコンサルタントの問題解決力が問われるわけです。

ですから、本来のコンサルタントとしての能力で優秀な人ならば活躍のチャンスは大いにあります。そして、これこそが社会イノベーション&インキュベーション本部が使命としている「社会変革に立ち会い、中心的な役割を果たす」ということ。その経験によって得られる成長は多大です。エネルギーのフィールド以外でも応用できる力を手に入れることができるはずです。

プロフィール

写真:滝口 浩一 氏

滝口 浩一 氏
社会イノベーション&インキュベーション本部 ディレクター

大学卒業後、1997年にアンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)へ入社。戦略コンサルティング・チームにおいてエネルギー企業や通信企業などの経営変革を実行した後、ベンチャー企業の起ち上げに参画。IT関連のインキュベーション事業を展開した後、エクサージュ(現日立コンサルティング)へ入社。エネルギー分野や流通関連企業のイノベーションを次々と担っていく中、徐々に軸足をエネルギー関連に置き始め、社会イノベーション&インキュベーション本部誕生後は同本部のエネルギー関連チームのヘッドとなり、プレイイング・マネージャーとして活動している。

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