シニア マネジング・ディレクターで銀行グループの責任者であるアラン・マッキンタイヤー(Alan McIntyre)も述べている通り、銀行にとってデータの検証・評価は早急に取り組むべき、極めて重要な課題の1つです。
ますますコンサルティングファームへの期待が高まると考えられます。
以下、詳細です。
現在、銀行は常に大量の機密データを保有しており、外部の非構造化ソース(情報源)から追加するデータ量も増大しています。
しかしながら、回答した銀行の経営幹部および IT部門責任者の94%(日本では94%)は自行で保有するデータを信頼している一方で、全体の約半数がデータ品質の検証や確認を十分に行っていないことが分かりました。
その内訳は、データを信頼しているが、特に検証は行っていない(11%/日本19%)。
データの検証を試みてはいるが、品質についてはよく分からない(16%/日本13%)。
データの検証は行っているが、品質確保に向けたさらなる取り組みが必要(24%/日本16%)となっています。
また、回答者の84%(日本では97%)が、重要な意思決定の自動化を促進するためにデータを利用する機会が増えていると述べている一方で、回答者の78%(日本では81%)が、これらの自動化によって、データの捏造や部外者によるデータ操作、固有バイアスといった新しいリスクが生み出されていると感じています。
<詳しくはこちらをご覧下さい>
https://www.accenture.com/jp-ja/company-news-releases-20180726
※当社WEBサイトで公開しているコンサル業界ニュースは公表情報をもとに作成しておりますが、正確性・完全性について当社が責任を負うものではありません。