EY Japanは、1月18日組織再編を発表。EYのグローバルネットワークとの連携を強化し、EYとして提供するサービスをより一体化・高度化することを目的としている。
日本におけるEYメンバーファーム間の調整機能を担う「EYジャパン合同会社(以下、合同会社)」を2017年1月5日に設立。
EY Japanの各メンバーファームは、独立性を保ちながら、合同会社のもとでこれまで以上に連携を強化していく。
また、これまで新日本有限責任監査法人のアドバイザリー事業、EYアドバイザリー株式会社、EYフィナンシャル・サービス・アドバイザリー株式会社が、それぞれ提供してきたサービスを集約して、「EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社」を2017年1月19日に立ち上げた。
豊富な業務経験を有するプロフェッショナルがさらに連携を深めて、企業が抱えるさまざまな経営課題に対し、最先端かつグローバルな視点から最適なサービスを提供する。
(1)EYジャパン合同会社の設立
日本のEYメンバーファームがこれまで以上に連携し、戦略実行をより効率的かつ迅速に実現するため、新たに合同会社を設立。合同会社はメンバーファーム間の調整、人材・資源の効率化、高品質なサービスの提供の促進などを通じ、日本におけるEYブランドの強化を図る。
【EYジャパン合同会社概要】
名称: EYジャパン合同会社
(英文名: EY Japan Godo Kaisha)
代表者: スコット K. ハリデー、辻 幸一
所在地: 東京都千代田区内幸町二丁目2番3号 日比谷国際ビル
(2)アドバイザリー業務の統合
これまで日本におけるアドバイザリー事業は、上記の通り複数の組織でサービスを提供していた。
これらをEYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社に業務統合することで、
収益性の向上や組織運営の効率化などのシナジーを実現する。
【EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社概要】
名称: EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社
(英文名: EY Advisory & Consulting Co., Ltd.)
代表者: 代表取締役会長 アンディー エムブリー
代表取締役社長 塚原 正彦
所在地: 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 霞ヶ関ビル
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【担当者からの一言】
EY Japanの運営においてはグローバルとの連携がより強くなることが想定されます。
アドバイザリー事業はすでにプロジェクトや採用では各法人連携していたと聞きますので、クライアントからはよりわかりやすい体制になったのではないでしょうか。
【関連リンク】
https://www.careerinq.com/consulting/news/consultant/2016/11/009555.shtml
https://www.careerinq.com/consulting/news/consultant/2016/10/009514.shtml
https://www.careerinq.com/consulting/news/consultant/2016/08/007338.shtml