日本IBMは1日、米IBMでゼネラル・マネージャーを務めるエリー・キーナン氏(52)を4月1日付で社長に迎える人事を発表した。
ポール与那嶺社長(59)は同日付で特別顧問に就き、6月に退社した後にM&A(合併・買収)助言業務企業のGCAに転じる。
日本IBMは米本社との連携を一段と緊密にして、クラウドや人工知能(AI)活用の「ワトソン」事業を拡大する。
【日本IBMのプレスリリース】
https://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/51708.wss
前社長のイエッター氏のバトンを引きついだポール与那嶺氏は2015年1月の就任以降、米Appleとの提携や、人工知能Watsonの展開、クラウド事業の推進など様々な成長事業を推進し業績も回復させました。
GCAでの役割はまだわかりませんが、マネージングディレクターには元日本IBM常務で戦略コンサル部門のリーダーだった金巻氏もいらっしゃいます。
M&Aアドバイザリーファームは買収後の成長戦略策定サービスも強化しており、日立コンサル、IBMでの経営経験や人脈やノウハウを活かした今後の活躍が楽しみです。
※当社WEBサイトで公開しているコンサル業界ニュースは公表情報をもとに作成しておりますが、正確性・完全性について当社が責任を負うものではありません。