こんにちは。キャリアインキュベーションの佐竹です。
2017年もあっという間に2週間が過ぎ、世の中もめまぐるしく動いております。
年明け早々に日経平均は一時昨年来高値を上回るなど、今年もダイナミックに経済が動いていく予感がします。
バイアウトファンドの採用に目を向けてみると、各社ファンドレイズ好調という背景から、採用のご相談を多く頂いており、活況が続いております。
いずれの採用も1〜2名の厳選採用ですが、多くのファンドが募集をしている分チャンスは多いと思います。是非ご相談ください。
さて、今回は2016年第4四半期及び2016年通年の採用レポートを配信致します。
2016年の採用活動は後半にかけて盛り上がりを見せました。一方で、現職からの強い引き留め、カウンターオファーや他業界からの引き合い等も増えたため、採用実数としては昨年実績を下回り、各社採用に大変苦労された年となりました。
■2016年 第4四半期
外資系PEファンドでの就業者は120名、日系PEファンドでの就業者は216名となっております。採用総数(入社ベース)は、外資系で0名、日系で6名となっております。
外資系PEファンドの採用
2016年 第4四半期の入社はありませんでした。
日系PEファンドの採用
2016年 第4四半期の入社は6名でした。
アソシエイト~シニアアソシエイトクラスが5名、シニアクラスが1名の採用となっております。
アソシエイト~シニアアソシエイトクラスの内訳は、会計系コンサルティングファーム出身が1名、外資系証券会社出身が1名、事業会社出身が3名でした。シニアクラスは、外資系戦略コンサルティングファーム出身者でした。
■2016年 通期
2016年通期でのPEファンドの中途採用は全体で40名の採用がありました。アソシエイト~シニアアソシエイトクラスは30名、シニアクラスは10名となっております。
2015年は、56名の採用だったため、昨年比で約71%の採用数となりました。
■外資系PEファンドの採用
2016年通期での外資系PEファンドの採用は、全体で9名となりました。2015年は22名の採用だったため、昨年比で約40%の採用数となりました。
アソシエイト~シニアアソシエイトクラスは7名、シニアクラスは2名の採用です。
アソシエイト~シニアアソシエイトクラス採用者のバックグラウンドは、外資系戦略コンサルティングファーム2名、外資系投資銀行4名、日系投資銀行1名となっております。シニアクラスはPEファンド1名、外資系投資銀行1名でした。
■日系PEファンドの採用
2016年通期での日系PEファンドの採用は、全体で31名でした。2015年は34名の採用だったため、昨年比で約90%の採用数となりました。
アソシエイト~シニアアソシエイトクラスは23名、シニアクラスは8名の採用です。
アソシエイト~シニアアソシエイトクラス採用者のバックグラウンドは事業会社4名、日系投資銀行4名、外資系戦略コンサルティングファーム3名、外資系投資銀行2名、MBA採用2名、銀行1名、外資系証券会社1名、外資系M&Aブティック1名、日系M&Aブティック1名、FAS1名、日系コンサルティングファーム1名、会計系コンサルティングファーム1名、生保1名となっております。
シニアクラスの採用は、商社2名、日系コンサルティングファーム2名、事業会社1名、PEファンド1名、政府系投資ファンド1名、外資系戦略コンサルティングファーム1名となっております。
(佐竹)
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