新日鉄住金は3日、ブラジルの鋼管事業をフランスの鉄鋼メーカー、バローレックと統合したと発表した。
設備統合などで収益を改善する。鋼管は石油開発などに使われるが、資源価格の低迷などで経営環境が厳しくなっている。
新日鉄住金はバローレック本体への出資比率を6月に1.5%から15%に引き上げて提携範囲を拡大しており、今回の統合はその一環。
新日鉄住金グループと住友商事、バローレックグループが共同出資した鋼管製造会社を10月1日付でバローレックの完全子会社に統合した。
新会社の出資比率はバローレック84.6%、新日鉄住金グループ15.0%、住友商事0.4%。鋼管の製造能力は年間110万トン。
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