バリュー・ゴルフ<3931>、産経旅行を子会社化
バリューゴルフは、旅行業の産経旅行(東京都中央区。売上高1億8800万円、営業利益△1890万円、純資産1億2300万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
産経旅行は1975年設立で、海外の企画旅行を取り扱える第一種旅行業登録の業者。外国人スタッフが窓口となり、年間4万人以上の在日外国人向け旅行や出張手配などを手がけている。バリューゴルフは同社の子会社化により、今後拡大が見込まれるインバウンド(訪日外国人観光客)需要の取り込みとともに、メディカルツーリズムなどの新事業領域の開拓を促進する。
株式取得価額は未定。
株式取得予定日は2018年8月1日。
ヤマノホールディングス<7571>、ネイルサロンのみうらを子会社化
ヤマノホールディングスは、ネイルサロン経営のみうら(東京都三鷹市。売上高1億1200万円、営業利益1100万円、純資産3100万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
みうらは東京都内でネイルサロン3店舗を展開している。ヤマノは同社を取り込むことにより、主力の美容事業のサービス拡大と新たなビジネスモデル構築につなげる。
株式取得価額は非公表。
株式取得予定日は2018年7月1日。
アイリッジ<3917>、電子地域通貨事業においてデジタルガレージ<4819>や日本ATMら運営の飛騨・高山さるぼぼ結ファンド2号投資事業有限責任組合と業務・資本提携
アイリッジは、電子地域通貨事業について、飛騨・高山さるぼぼ結ファンド2号投資事業有限責任組合との間で業務・資本提携契約を締結することを決定した。
本提携は、アイリッジの完全子会社として新設する分割準備会社(Fintech子会社)に、電子地域通貨事業を会社分割により承継したうえで、Fintech子会社が飛騨・高山さるぼぼ結ファンド2号投資事業有限責任組合に対して第三者割当による新株式発行を行う。
Fintech子会社は、合計で130百万円の資金調達を行う。Fintech子会社に対する出資比率は、アイリッジ88.5%、提携先11.5%となる。
アイリッジは、企業向けに、O2O(オンラインtoオフライン)アプリの企画・開発・運用をトータルに提供している。最近では企業のスマホ・マーケティングの支援サービスが好調である。また、新規自社サービスの開発・育成に積極的で、昨年より電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」の提供を開始した。
飛騨・高山さるぼぼ結ファンド2号投資事業有限責任組合は、デジタルガレージ(4819)、日本ATM株式会社(東京都港区)、飛驒信用組合(岐阜県高山市)、ひだしんイノベーションパートナーズ株式会社(岐阜県高山市)が運営する。
本提携により、アイリッジは、電子地域通貨事業の展開の加速・拡大を進め、スマホ決済領域での成長を目指す。
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