事業会社業界ニュース

M&Aニュース(2018年 6/18〜6/24:パナソニック/東京海上HD/小林製薬/ダイナパック/ALSOK/タカノ/ヨシムラ・フード・ホールディングス/セレス)

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パナソニック<6752>、佐鳥電機<7420>と業務・資本提携並びに同社連結子会社・佐鳥SPテクノロジの一部株式譲り受け

パナソニックは、佐鳥電機と業務・資本提携を行い、同社の100%子会社である佐鳥SPテクノロジ株式会社(東京都港区)の株式の一部を譲り受けることを決定した。
パナソニックの佐鳥SPテクノロジに対する株式所有割合は15%となる。
佐鳥SPテクノロジは、佐鳥グループの戦略商材であるストレージ製品を取扱う会社として、6月より事業を開始した。現在、外資系商材の拡充を進めている。
本提携により、パナソニックは、半導体調達改革を推進する。佐鳥電機は、取引量の確保、注力市場でのビジネス拡大に取組むことによる中長期的な経営の安定化を目指す。
株式譲渡日 2018年7月31日
提携開始日 2018年8月1日

東京海上HD<8766>、子会社・東京海上日動火災保険を通じて豪・IAG社よりタイ、インドネシアの損保現地法人を取得へ

東京海上ホールディングスは、グループ傘下の東京海上日動火災保険株式会社を通じて、豪州Insurance Australia Group Limited社(IAG社)より同社のタイ、インドネシアの損害保険現地法人を買収することでIAG社と合意した。
取得価額は428億円。
東京海上グループは、海外保険事業の規模・収益の拡大をグループの成長戦略の核に位置付けている。内部成長力の強化と戦略的なM&Aを推進している。
IAG社のタイ法人は、自動車保険に強みを持ち、タイ全土をカバーしマーケットシェアは4%で業界8位。また、インドネシア法人は、デジタル技術を活用した販売・サービスの高度化と効率化に力を入れている。
本件M&Aにより、東京海上HDは、タイにおいて全種目合計第3位、自動車保険では第2位の損害保険グループとしての地位を獲得する。これをきっかけにグループの海外保険事業の規模・収益の拡大を一層進める。

小林製薬<4967>、化粧品会社を買収

小林製薬は、化粧品を製造販売するトゥルー・ネイチャー(横浜市、井上隆久社長)を買収すると発表した。買収額は数億円とみられる。買収は小林製薬が進めるスキンケア事業の強化策の一環。買収後に自社の販路を活用して販売拡大を目指す。
トゥルー・ネイチャーの2017年12月期の売上高は約3億円。「シンデレラタイム」ブランドなどでクレンジングの商品を手掛ける。主にショッピングセンターで販売し、若い女性の支持を集めるという。
日用品を得意とする小林製薬はスキンケア事業の拡大を成長戦略の一つに掲げている。19年12月期までの3カ年の中期経営計画では17年12月期に60億円だったスキンケア事業の売上高を90億円まで引き上げる。

ダイナパック<3947>、段ボール製品の旭段ボールを子会社化

ダイナパックは、段ボール製品メーカーの旭段ボール(東京都大田区。売上高26億7000万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。
旭段ボールは1940年創業と長い業歴を持ち、さいたま市と神奈川県海老名市に工場を構える。ダイナパックは関東地区での生産連携によるシナジー創出が期待できると判断した。
株式取得価額は非公表。
株式取得予定日は2018年7月3日。

ALSOK<2331>、訪問医療マッサージのケアプラスを子会社化

ALSOKは訪問医療マッサージのケアプラス(東京都港区。売上高13億9000円、純資産3億7100万円)の全株式を取得し子会社化する。
ケアプラスは在宅療養者向けに「まごころベルサービス」ブランドで訪問医療マッサージを提供している。綜合警備保障は高齢者向けサービスを重要領域と位置づけており、同社を取り込み、介護関連事業の拡大につなげる。
株式取得価額は20億円。
株式取得予定日は2018年6月29日。

タカノ<7885>、トプコングループの半導体関連装置事業を取得

タカノはトプコンと子会社のトプコンテクノハウス(東京都板橋区)から半導体ウエハー表面検査装置事業とプロキシミティ露光装置事業を取得する。
タカノは液晶製造装置用検査機機器を主力事業の一つとする。近年は半導体関連の検査装置に力を入れており、2017年11月にトプコングループから半導体用の外観検査装置事業を譲り受けた。今回、さらに2事業を取り込むことにより、半導体関連装置の品ぞろえを拡充する。
事業取得価額は非公表。
事業取得予定日は2018年7月31日。

ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>、まるかわ食品のギョウザ事業を取得

ヨシムラ・フード・ホールディングスは、まるかわ食品(静岡県磐田市)のギョウザ製造販売事業を取得することを決議した。
まるかわ食品のギョウザは、1世帯当たりのギョウザ購入額が全国2位である浜松エリアで高い知名度を持ち、近年はSNSなどを通じて全国的にもファンが広がっているという。オーナー社長が高齢であることから、事業閉鎖を予定している。対象事業の直近売上高は2億2200万円。
事業取得価額は非公表。
事業取得予定は2018年7月中。

セレス<3696>、モバイルサービス受託開発のゆめみを子会社化

セレスは、モバイル関連サービスのゆめみ(京都市。売上高18億8000万円、営業利益4800万円、純資産2億8400万円)が実施する第三者割当増資を引き受け、子会社化することを決議した。2016年6月に資本業務提携し、同社を持分法適用関連会社(所有比率35.2%)としているが、株式を追加取得して所有比率を50.9%(うち株主間契約分2.9%)に高める。
両社は昨年、AI(人工知能)を活用した広告配信最適化技術を共同開発し、ポイントを換金できるお小遣いサイト「モッピー」での導入実績を持つ。セレスはゆめみの持つ高い技術力を取り込み、AI、IoT(モノのインターネット)分野での新規事業展開につなげる。
株式取得価額は3億2000万円。
株式取得予定日は2018年7月3日。


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