明けましておめでとうございます。2018年もよろしくお願い致します!
戦略ファーム担当のキャリアインキュベーション藤墳です。
ここ数年、積極採用が続く戦略ファームですが、景気の後押しだけでなく、クライアントの期待に応えるべく、自らディスラプターとして進化し続ける彼らの逞しさに、ただただ感服しております。2018年の彼らの更なる進化に期待し、益々目が離せません。
2018年 戦略ファームは引き続き積極採用です!
2017年に続きコンサルティングファームの採用マーケットは活況で、どのファームも積極採用です。採用の打ち合わせにお邪魔すると、プロジェクトは売れているがコンサルタントが全く足りていない、その為プロジェクトのスタートを遅らせたり、断ったりしているとのこと、、、どのファームも優秀な人材の獲得は最重要課題です。
だからこそ戦略コンサルタントへの転身をお考えの方は、2018年も絶好のチャンスです!需要と供給の関係ですから、採用ニーズが高い時に入社した方が、絶対に有利です。それは入社する時だけでなく、入社後にも大きく影響します。プロジェクトの数が多ければ、どんどんアサインされ、コンサルティング経験を積むチャンスも増える訳ですから。
またプロジェクトの数(量)だけでなく、テーマ(質)も新規事業や海外進出など前向きな成長戦略が多く、ご入社頂いた方も楽しそうです、笑。
リーマンショック後の2009年は、入社の門戸が狭くなるだけなく、現職コンサルタントもプロジェクトにアサインされるチャンスが減ってしまい、辞める方も増えました。
「積極採用はいつまで続きますか?」とよく聞かれますが、景気の波は誰にも読み切れませんから、"今がチャンスです!"としか言いようがなく、この良いタイミングを逃さずにチャレンジ頂きたいと願うばかりです。
積極採用が継続している背景
この積極採用の背景として、景気の後押しが一番大きいと思いますが、彼らのクライアントである企業が、新しいチャレンジに挑んでいることも大きいかと思います。
デジタルやIoT、AIなど新しいテクノロジーが世の中を変える時代において、クライアントはもはや既存ビジネスの延長線だけでは闘えない状況に置かれています。新しいマーケットを、新しい手法でどう取り込むか、今より早いスピードで変化していく将来を、どうサバイブしていくのか?業界の垣根も取っ払われ、既存ビジネスがディスラプトされる時代です。そもそも今想定している競合ではないところから敵が現れる可能性も高い、先の見えないクライアントの危機感が、戦略コンサルタントへの依頼に繋がっているんだと思います。
ディスラプターとして進化し続ける戦略ファーム
そんなクライアントからの期待に応え続けるために、彼らは自らディスラプターとして進化し続けています。
先日、某戦略トップファームのマネジャーの方とランチをした時、「戦略立案だけのプロジェクトって殆どないですよ」とおっしゃっていました。そもそも戦略ファームは、CEOアジェンダに応える為に、企業の戦略立案にフォーカスした少数先鋭部隊です。戦略立案のプロジェクトは短く約3ヶ月。実行までいっても半年位のプロジェクトが典型的で、昔は今のような実行フェーズを絡めた年契約の長期プロジェクトや、成果報酬フィーを頂くような戦略ファームは皆無でした。
でも数年先が読めない時代に、5年後、10年後の中期経営計画をじっくりプランすることをクライアントが求めているのでしょうか?戦略を立案して終わりで、本当にクライアントに価値を出せているのでしょうか?それにいち早く気付いた彼らは、従来の戦略ファームの成功体験に囚われず、成果にコミットするためにクライアントと伴走するスタイルを築きあげました。戦略ファームだから常駐しないというのはもう時代遅れです、笑。
また社内にない必要な知見を積極的に取り入れる為に、外部のデザインファームと提携したり社内にデジタルやM&A、実行支援に特化したチームを組成したり、中途採用する人材も多様化してきています。
戦略ファームの積極採用が継続しているということは、彼らがクライアントから必要とされ続けている証。20年前の彼らと今が異なるように、10年後どんなスタイルで、クライアントに価値を出し続けているのでしょうか?クライアントに先んじて自らディスラプトし、進化し続ける戦略ファーム。2018年、彼らの更なる進化に期待せずにはいられません。
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(藤墳)