こんにちは。関西オフィスの中村です。
コンサルティングファーム各社の採用意欲が日に日に高まっていると実感していますが、同時にキャリアのオポチュニティも高いと考えており、その根拠を書きたいと思います。
関西にオフィスを構えるコンサルティングファーム
2018年、関西に進出されたファームは、
● アクセンチュア
● マッキンゼー
● マーサージャパン
● 米系ブティック型戦略コンサル(現時点でリリースされていないので匿名)
また、従来から関西に拠点を有しているファームは、
● アビームコンサルティング
● クニエ
● デロイトトーマツコンサルティング
● 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
● EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング
● KPMGコンサルティング
● PwCコンサルティング
● その他、監査法人や財務アドバイザリー系ファーム
※五十音順
などがあり、各社の現在の規模感や採用人数はコンフィデンシャル情報なので、ここでは開示できませんが、倍増以上の計画を立てられているファームが多い印象を受けます。
なぜ今なのか?
なぜ今、このタイミングで関西に進出するのか?
なぜ今、関西のビジネスが拡大期なのか?
を聞いていますと、3点ほどの理由が見えてきました。
① ビジネスニーズが豊富にある
国内第2の経済圏を有し、電気・電子・ヘルスケアなどを筆頭にグローバル企業が多く集積しているにも関わらず、首都圏の企業と比較すると営業利益率が低く、組織・人材マネジメント、新規事業参入(特に自動車・ヘルスケア産業への参入)、スマートファクトリー化、SCMなどのオペレーション改革などに改善余地が沢山あるようです。
② コンサルティングワークに変化が生じてきている
かつては東京からたまに出張してクライアントの経営陣とミーティングする程度で済むことが多かったが、最近のプロジェクトはクライアントの経営企画や人事などの戦略部門に頻繁に足を運ぶことが多く、物理的な近さが無ければ他ファームとの差別化にならずクライアントが奪われるリスクが高まっているようです。
③ 東京だけで優秀な社員を確保するには限界がある
関西は教育水準が高く、高校も大学も多くの名門校があります。また、関西を離れたくないという方も多く、優秀な社員を確保するために関西を国内第2の拠点にすることは非常に合理的なことと思われます。
ただ、コンサル未経験(異業界からのコンサル転職希望者)の採用は比較的上手く進んでいるそうですが、現役コンサルタントの採用はそもそも関西には絶対数として少ないので、各社非常に苦戦されています。
なぜオポチュニティが高いと思うか?
実は一昔前までの関西(特に大阪)では、お付き合いを大事にし、馴れ合いの発注、本質でないところの値下げ要求、などが平気で行われ、東京との意思決定要因に違いを感じていました。
私もそれには嫌気をさしていましたが、最近はそういったことはほとんど感じられません。
また、関西企業の特徴として、横のつながりが強く良い噂も悪い噂も広がりやすい傾向があります。そういった意味では、デリバリーしたプロジェクトの評判が良ければ、横展開しやすく、優秀なコンサルタントにとっては非常にキャリアのオポチュニティが高いと考えます。
私は、コンサルティングファームの採用をお手伝いし、優秀な人財がファームで活躍され、それによってクライアントが潤い、結果的に関西経済発展の一翼を担えるような仕事がしたいと思っています。
関西でのコンサル転職に少しでもご興味を持たれましたら、是非ご連絡ください!
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