こんにちは。
コンサルティング業界担当の大谷です。
今回のテーマは「海外MBA」!
いつかは海外で勉強してみたい、実は来年社内公募にチャレンジする予定、ようやく英語を勉強し始めたところ・・・、
みなさま、色々な思いがあるかと思います。
弊社では、毎年MBA壮行会を開催しており、MBAホルダーの皆様のご卒業時を含めたキャリアサポートの実績を有しています。
※ご参考:2018年 6月8日開催イベント詳細、現在は受付終了を終了しております。
https://www.careerinq.com/seminar/detail/10126.shtml
「キャリアに箔をつける」という確固たる思いもって留学される方は勿論、最近では「社会人になって学び直す」という緩やかな思いを持って、MBA留学に行かれる方も増えているように思います。
1950年代アメリカのキャリア研究家、ドナルド・E・スーパー氏が発表した理論「ライフキャリア・レインボー」にもあるとおり、小・中・高・大学生に留まらず、30代以降も学び続ける、という期間が1人1人の人生にとっても必要になっているのだと思います。
※今回のブログでは、海外MBA留学後のコンサルファームへの転職について記載致します。
どんな留学先があるの?といった内容は、例えば下記等を参考にして頂けますと幸いです。
弊社が告知協力をさせて頂いたアゴス・ジャパン様
https://www.careerinq.com/industry/blog/2018/07/010392.shtml
https://www.agos.co.jp/
ケース1:Aさん SEから外資総合ファームのITコンサルタントへ転身!
大学卒業後、中堅SIerへ入社し関西勤務。金融向けアプリケーション開発に約6年従事。
英語は日常会話レベルでしたが、留学前の猛勉強で900点近い点数まで!そして、1年間欧州へMBA留学。
留学先のクラスメイトには、BIG4出身のコンサルタントも世界から集まっており、刺激的な日々を送ります。
日本へ戻ったら、「東京」で「総合ファーム」の「コンサルタント」に転身することが自然と目標になっていきました。
1年しか留学期間がない場合、勉強開始と同時に、転職活動準備を始める方が珍しくありません。
1回目の面談は6月。時差がある環境でしたが、複数回のSkype面談を経て、「なんとなくの目標」になってしまっていた転職先を、なぜコンサルファームに勤めるべきか?なぜSEではなくコンサルタントになりたいのか?を時間をかけて整理していきました。
日本に帰国される10月までは、応募書類を整え、応募先企業や部門を相談。
帰国後は大阪→東京へのご転職でもあるため、面接のためのスケジュールも工夫する必要がありました。
デジタルインタビューが可能なファーム、対応できないファーム、それぞれですので、上手く組み合わせ
3週間連続、毎週2~3日、東京へ移動して頂き、10社程度のご面接へ!
留学から戻ってすぐの活動は体力的にも大変だったかと思いますが、トータル実質1ヶ月の転職活動で見事内定を取得!
無事にITコンサルタントへの転身を実現されました。
ケース2:Bさん 大手メーカー営業職から外資総合ファームの営業企画へ転身!
大学卒業後、大手メーカーに勤務。社内で様々異動されていたのですが、メインキャリアは法人営業職。
MBA留学後は、グローバル環境で学んだことや英語力を活かして働きたい、と考え「外資系企業」を幅広く検討されていました。
業種は幅広く、外資メーカーもあれば外資コンサルファームも。「メーカーであればまさに勤めていた業界ですからイメージわいてますよね。コンサルティングファームで働くこと、具体的な業務内容等、イメージはついていますか?」と質問したところ、「いや、それがイマイチわかんないんです」との回答。「外資系企業」という枠組みを決めてしまったからこそ、混乱をしている状態でした。MBA留学を経て一体どんなキャリアを歩みたいのか?がぼやけてしまうため、「何がしたいのか?」というコト軸で整理を始めます。
フレッシュMBA枠を募集している企業も多数あるため、そのような企業はエージェント経由ではなく直接応募で進めて頂きました。
私からは、MBA留学前の「営業」において誇れる実績を残していた方でしたので、活かせる選択肢はないだろうか・・・?と考え、未経験募集のある経営コンサルタント職に加えて、営業企画(ミドル)ポジションもご提案させて頂きました。
最終的には、業務内容はもちろんですがご面接で出会ったパートナーのお人柄や社風なども加味し、総合判断で営業企画ポジションに承諾!コンサルファームでのキャリアを歩み始めます。
海外MBAの方が、面接で聞かれることとは?
海外MBAで得るものは非常に大きく何物にも代えがたい経験ですが、一方で直近の業務におけるブランクは否めないところ。
特に最先端のテーマを取り扱うコンサルティングファームでは、1~2年でも離れてしまうと最新トレンドを肌感覚で掴めなくなりますので、早急なキャッチアップが求められます。特に以下の3つ目の★については、明確に語れるように準備しましょう。もちろん、エージェントとしてもサポート致しますので、ご安心ください!
● なぜ海外MBAへ行ったのか?
→ 当時の業務に対しネガティブな思いを持って辞め、MBAに逃げていないか?
● 何を学んだのか?
→ 留学前に学ぶ目的を明確にしているか?その上で、その学ぶ目的を達成して日本に帰ってきているか?
★ 学んだことを具体的にどのように業務に活かせると考えているのか?
→ 様々な体験を短期間で経験・勉強してきているのはわかるが、具体的に、実業務にはどうやって活かせるのかイメージを持って学んできているか?ただただ知識の吸収で終わっていないか?
● 今後のキャリアプランは?
→ MBAを取ったことにより、どのように視野が広がり視座が高まり、3年5年10年・・・と自身のキャリアを長期スパンでどのように考えているか?
これから海外MBAを取得される方も、取得済みの方も、まずは個別相談会よりエントリー頂ければと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
(大谷)
▼ コンサルティング業界に転職をお考えの方の個別相談会
https://www.careerinq.com/seminar/detail/9145.shtml
▼ ITコンサルタントへの転職をお考えの方の個別相談会
https://www.careerinq.com/seminar/detail/9146.shtml
▼ 海外MBAホルダー キャリアアップ相談会
https://www.careerinq.com/seminar/detail/9179.shtml