こんにちは。
以前、弊社ウェブサイト「注目企業インタビュー」の取材でHITOWAホールディングスの役員の方々のお話を聞く機会があり、社長の今田氏はじめCSOの井上氏、経営企画の高橋氏の皆様方から、ご自身のご経験や現職でのやりがい・採用ニーズなどについてお話しいただきました。(インタビューはこちら)
お三方ともコンサルティングファームのご出身でしたが、事業会社での仕事はこれまでの経験を活かせるとともに、新たな学びを得て成長できる機会と捉えておられました。
インタビューの中で今田氏が使っていた「共感力」という言葉が強く印象に残ったのですが「コンサル出身者にリアルな経営はできない」という通説について「そんなことはありません」と否定し、続いて、コンサル出身者であろうとなかろうと「共感力を発揮し、順応していける豊かな人間性の持ち主であることは大前提になります」とおっしゃっておりました。
実は、こちらのインタビューの少し前にお会いしたコンサル出身の方も、やはり同じ言葉をおっしゃっておりました。
その方は、数年前にある企業の事業部の企画ポジションへの転職をお手伝いさせていただいたのですが、今は新しい製品の市場導入に責任者として活躍しておられます。
自分の会社にもっとコンサル出身者が来てほしいが、同時にコンサル出身者の中には組織の中での動き方に戸惑ったり、一歩引いたアドバイザー的な役割にとどまっていたりして、力が十分に発揮できていない方もいてもったいないと思っているとのことでした。
現場の苦労を自分のものとして理解し、これまでの経験やネットワークを使って、課題解決の手助けができれば、現場から仲間として認められる。
「現場の苦労を自分のものとして理解」するのは「共感力」に通じます。
そして、自分自身の役割の殻をやぶって、現場や周りの部門に入り込めば自分にとって新たなチャンスも舞い込んでくる。
そうやって、その方はキャリアを拓いてこられました。
戦略的思考力やスピード感、タフネスなど、コンサル出身者が相対的にアドバンテージを持っている能力が様々あることは間違いありません。
事業会社でも、能力通り、あるいはそれ以上のアウトプットを発揮するためにも、事業会社への転職を視野に入れている方は、「共感力」を意識して磨いていただけると良いのではないでしょうか。
引き続き、事業会社のポストコンサルポジションが出てきています。
[ポストコンサル求人一例]
・HITOWAホールディングス/経営企画室部長
・某ファンドの投資先企業/CSO、経営管理マネジャーなど
・外資系医療機器企業/事業企画マネージャー
・外資系製薬企業/戦略企画マネージャー
これらのポジションにご関心のある方、事業会社への転職にご関心のある方はご連絡ください。
(岡本)