前回のブログでは「トーマツベンチャーサポート」で書いたところ、200を超える「イイね」を頂き、TVSの注目度の高さと応援する方の多さに改めて驚きました。多くの方に見て頂けると大変励みになります。
さて今回は最近のコンサル業界の動向についてのショートレポートです。
戦略コンサルもデジタル領域を強化している
戦略ファーム、会計系ファームのデジタル関連採用ニーズは大変活発です。全体を通した特に大きな変化は「Digital」「Design」との融合と言えるでしょう。
デジタルコンサル領域の動きは昨年のブログにも書きましたが、デザインファームの買収、組織立ち上げ、外部提携などが昨年進み、それぞれプロジェクトも立ち上がり徐々に成果としても現れているという話も聞いています。
先日とある戦略ファームのパートナーから伺った話では、競合戦略ファームがデジタル領域の実行部分をITベンダーと組んでコンペしてくるケースもあるそうで、事業戦略≒デジタル戦略の実行支援となってきている様相です。デジタルに強い人材やパートナーの確保が戦略案件獲得にも影響するという動きも出てきているようです。
デジタル系コンサルの採用ポジション
いずれもまだまだ世の中に少ないのですが、下記の様な経験者のニーズは大変活発です。
1.イノベーション創出系
・ビジネスプロデューサー的な新規事業開発経験者(ベンチャー起業経験者、総合商社出身者など)
・ビジネス感度の高いデザイナー(UX、UI、サービスデザイナーなど)
・スタートアップ出身のフロントエンド、サーバーサイドエンジニア
2.デジタルトランスフォーメーション系
・人工知能を活用した、業務オぺレーションの効率化が得意な方
・ビジネス視点でコミュニケーション戦略の立案からエグゼキューションが出来るクリエイティブプランナー
・マーケティングROIを可視化し、PDCAを回せるデジタルマーケッター
・マーケティングオートメーションツールの導入やDMPの構築が出来るITコンサル
・顧客体験視点からオムニチャネル戦略の立案からエグゼキューションが出来る方
・分析手法では無く分析の論点整理が出来るアナリティクスコンサルタント
・クラウド化戦略の立案とソリューションの組み立てが出来る方(AWS、MS Azure、IBM Blue Mixなど)
・セキュリティアーキテクチャのソリューションデザインが出来る方
応募時の注意点
コンサルタントでもデジタルに強いファームで新しい取り組みをしたいという方のご相談も増えていたり、他にもデザインファームのデザイナー、アドエージェンシーやアドテク系の企業の方でもクライアントの事業全体の改善を担う仕事をしたいというご希望を頂くことが増えている印象です。
一方で、注意しなければいけないのはコンサルティングファームに期待される価値はクライアントの成長であり、戦略的な意思決定を支援し、ビジネスにインパクトを出せるかです。自分のスキルがどのようにクライアントのビジネスに価値を生み出せるか、その感度は重要です(仕事の成果をクライアントの売上・利益貢献に繋げるということの意志)。
異分野からコンサルファームに転身した後、比較的上手く立ち上がっている方は、新しい考え方や取組みを受け入れ、自らを変化させているように思います。
コンサルファームの情報発信も変わってきている
矛盾している話ですが、デジタル化が進み各ファームの採用ブランディングやネットでの情報発信もどんどん高度になっていると思います(Facebookでフォローしていると各ファームの最新トピックが流れてきますね)。たとえば、どんな事業を始めたか、誰がやっているか、もちろん求人情報も。その情報の意味や背景をちゃんと見極めなければいけません。
当たり前ですが、当社では案件情報だけでは無くその方の志向性やキャラクターもちゃんと見極めてフィットする案件だけをご紹介をするようにしています。コンサルファームが採用するのは、それぞれの分野のエキスパートの方たちばかりですから、求人のマッチングは難しくありません。自分の経験が活かせるのか、カルチャーフィットするのか、そもそもコンサルファームに行くべきかどうかも含め一緒に考えることが入社後の活躍にかかっていると思っています。まずは正しい情報を伝える為にも、引き続き、クライアントの現場の方に取材し当社のWebでも発信していきたいと思います。
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(服部)